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井上道義/ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト~千秋楽

12月9日(日)15時開演
日比谷公会堂

ショスタコーヴィチ:
交響曲第8番ハ短調作品65
交響曲第15番イ長調作品141

管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
指揮:井上道義

先週に引き続き、日比谷公会堂ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクトへ。
本日はいよいよ最終日。
といっても僕は全8日のうち聴けたのは3日だけだったが・・。
赤字だからカンパをお願いといいつつも、全席3000円でこれだけのコンサートをやるってすごい。
こういう形で素晴らしい音楽を聴かせてもらえるのは、僕のような貧乏人にはすごくありがたいことだ。
普段のクラシック音楽もこれぐらいの価格で聴くことができたら、もっと気軽に楽しめるものになるのにね。

今日はゲストにまたすごい人が来ていた。
黒柳徹子さんだ。パンフレットを見るとショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト実行委員会の委員長になっている。いろいろ日比谷公会堂にまつわる面白いお話を聞かせていただけた。

今日の演奏も素晴らしかった。
正直いって僕は、ショスタコーヴィチの交響曲を全て聴き込んでいるわけではないので細々としたことは言えないのだが、それでも音楽の中にあるとてつもないパワーを感じることはできた。
CDやレコードでは感じることのできない実演ならではの音の波動を。
クラシックのコンサートで鳥肌がたったのは久しぶり。
それから今日は久しぶりにホルンのビブラートを聴くことができました!
オケは新日本フィル、日本のオーケストラですが、こまやかな美しいビブラート!
ブラヴォーでした。

この日比谷公会堂ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクトですっかり指揮者井上道義さんのファンになりました。
今のこの世知辛い世の中でも、こうして3000円でコンサートを実現できるんだ!という熱い気持ちが伝わってくるし、ついでに忘れられたこの昭和の遺産と もいうべき日比谷公会堂を再評価しちゃえ!ってのもすごいし、そして本題であるショスタコーヴィチの音楽を小難しいことは抜きに生で肌で感じよう!という こと、全てがリンクしあって成功していた。すごい!!

日比谷公会堂がこんなに素晴らしいホールだということも教えてもらえたし。
サントリーホールの安い席より全然聴きやすいし演奏者がよく見えるし楽しめる。
指揮者の井上さんもいっていたけど2階席にすわると特にいいみたい。
この会場でもっと多くコンサートが開催されることを望みたい。

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