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オーケストラ・ダヴァーイ第16回演奏会

2023年8月12日(土)13:30開演
横浜みなとみらいホール

シェバーリン:交響曲第3番ハ長調作品17
ボロディン:交響曲第3番イ短調(未完)
ハチャトゥリアン:交響曲第3番ハ長調「交響詩曲」
指揮:森口真司
管弦楽:オーケストラ・ダヴァーイ

毎年楽しみにしているオーケストラ・ダヴァーイのコンサートだが、無事今年も聴きに行くことができた。
ただし、今回の演奏曲目は正直かなりハードルが高めだなと感じていた。
シェヴァーリンは、今回のコンサートにむけてロジエスヴェンスキーとゲルギエフの指揮で初めて聴いたが、時間をかけてじっくり聴きこみができていない状況で当日を迎えた。
ボロディンはチェクナヴォリアン、ハチャトゥリアンはコンドラシンで事前に聴いたことがあったが、単一楽章で編成的にもサウンド的にも散漫な印象で聞き込む段階までには至っていなかった。
しかし、本日のダヴァーイの演奏は過去一といって良いほどの感銘を受け、これら楽曲をあらためて聴いてみようと感じさせてくれる大変素晴らしい演奏だと感じた。
動向した知人も同様に感銘をうけた様子だった。

シェバーリンとハチャトゥリアンが特に印象に残った。
シェバーリンの第3交響曲は、ショスタコーヴィチやプロコフィエフ的な音型・響きなのかとおもいきや、この時代のロシアの作曲家とは明らかに異なるシェバーリンならではサウンドキャラクターに溢れた魅力ある楽曲であり、その他の作品もいずれ聴いてみたいと感じた。

ハチャトゥリアンは、15本のトランペット部隊とパイプオルガンが追加される特殊な編成でおそらく私の人生で最初で最後の実演経験となるであろう大変貴重な体験となった。
冒頭から15本のトランペットのファンファーレとオルガンに圧倒されるが、ヴァイオリンの低減で奏でられる民族的な哀愁のメロディーも素晴らしかった。やがてそのメロディーが行進曲的に展開されティンパニをはじめとした打楽器群が大暴れ。かつてのロシアオケでは聴くことができたと思うが、現代ではダヴァーイでしか聴くことができないのではないかと思った。

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