ラフマニノフ:交響曲第3番イ短調作品44
ストラヴィンスキー:火の鳥(1910年版)
指揮:森口 真司
管弦楽:オーケストラ・ダヴァーイ
前回の2018年以来、自分は新型コロナウィルス感染拡大の影響で来れていなかったので4年ぶりに聴くことができた。
会場は、ミューザ川崎シンフォニーホールでお客さんはいつもよりも少なめ、会場全体の3分の1くらいか。
前半は、ラフマニノフの交響曲第3番。
第1楽章と第2楽章は、曲の流れや構成を面白くわかりやすく見通しのよい演奏だったと思う。
第2楽章の、冒頭のホルンがよかった。また弦楽部がいつもよりも流麗で美しく感じた。
第3楽章は、自分の曲の理解が及んでいないせいかもしれないが、途中やや難解に感じたが、最後のクライマックスはしっかりと決まって素晴らしかった。
後半の火の鳥は、最初から最後まで少しもダレることなくあっというまの40分。
各パートのソロが素晴らしかった。ちゃんと学校などで勉強されてきている方々なんでしょうね。
今回特に木管セクションが印象的だった。
いつも思うのだが、ただのアマチュアオーケストラではないですね。
フライヤーのオケ紹介文から「アマチュア」の文字がなくなっているのでプロの方も入っているということかな。
いずれにしても、気持ちの入りようが他のどんなオーケストラよりも強いと感じる。
音楽に触れる楽しさを久々に味わわせていただいた。
次回はハチャトゥリアンの交響曲第3番だそう。今からとても楽しみだ。