0

ロヴィツキ&ワルシャワ・フィルの古いグラモフォン盤をAESカーブで聴く

先日、リヒテル&ヴィスロツキ&ワルシャワ・フィルの名盤、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番のレコードはFFRRカーブではなく、AESカーブが正しいのではないか?ということになって以来、ドイツ近辺の古いレコードをAESカーブで色々聴いている。(フォノイコライザーは合研ラボさんのGK05CR)

手元にある、最も古い部類のグラモフォンのフラット盤、ウィトルド・ロヴィツキ指揮ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団のチャイコフスキーのバレエ組曲を聴いてみた。
これは、指揮者ロヴィツキがチャイコフスキーのバレエ曲をバレエのバックだったらあり得ないぐらいテンポを揺らしてやりたい放題に演奏しているもので、本当に曲を面白く聴かせてくれる大好きなレコードだ。

AESカーブで聴いた感じとしては、FFRRカーブではやや高音がキツめだった部分が落ち着いて、左右の音の広がりや定位感は変わらず、各楽器の分離が良くなってくる。
ワルシャワ国立フィルのローカル色豊かな音がハッキリしてくるし、かなりアバウトなアンサンブルもより見えてきて面白さが倍増。

しかし、ここでRIAAカーブに戻すと、全体の音が華やかに響いているように感じて一瞬こっちが正しいのでは?と間違えそうになる。
しかし、しばらく聴いていると低域から高域が出すぎているように感じる。
特にヴァイオリンの高域はキリキリ歪んでいて、高域の金管が重なってくると更に音が混濁してくる。
これが、今までレコードはこういう音だと思って聴いてきた音の実態なのではないかと思った。

おそらく、オーケストラのストリングスなど倍音成分が多く入っているレコードでないとこのあたりの判別は難しいかもしれない。
ジャズのトリオやクインテットあたりを聴いても装置によってはそれほど影響は感じられないかもしれない。
最後に一応、あくまでも私の主観です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください