昔使っていたサンスイのプリメインアンプAU-D607X DECADEをアクアオーディオラボさんでオーバーホール&修理してもらい、見事に元の状態に戻って帰ってきた。
このアンプでLPを再生するのは久しぶりだが、アンプについているPHONO端子で聴く音もとても力強い音でいいのだが、やっぱり合研ラボさんのカーブ可変式フォノイコライザーがここでも大活躍だ。
英国プレスのDECCAのLPをはじめ色々聴いてみたが、やはり低域が持ち上がりすぎる傾向がある。ただし音楽を鑑賞するのには十分な音だが。
ジョアン・ジルベルトの「CHEGA DE SAUDADE」のブラジル初期盤LPをFFRRカーブで再生してみた。
ボーカルが中央にくっきり、そしてジョアンの弾くヴィオラォンの音もしっかり分離されてとても60年前の録音だと思えないくらいの音。
今までGK05CRの音を直接オーディオインターフェイス経由でモニタースピーカーで聴いていたが、間にAU-D607Xを挟むことでより太く響く。
アンプを通すことで音圧が増すのと音場が大きくなり、より音楽的になるように感じた。