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Joao Gilberto

ジョアン・ジルベルト/三月の水 (1973)

ジョアン・ジルベルトのライブから3日、感動が覚めやらない。
今日はボッサ・ギターレッスンへ出かけ、先生ともライブの話に。
「来年も来て欲しいですね。2日間だけ、とかでもいいから。」
贅沢かもしれないけど、また聴きたい。

レッスンの行き帰りに、アルバム「三月の水」を聴く。
そうそう、最近、耳栓式のヘッドホンにしたので、街の雑踏の中でもiPodで静かな音楽が聴ける。
言わずと知れたジョアンの超名盤。
ジョアンの声とギターとドラムのハイハット的なパーカッションのみという音づくり。
ジョアンが耳元で囁くように歌い、そしてギターは低音(ベース音)が豊かな、非常に暖かい音色で聴いていてとても気持ちがいい。

このアルバムが発表された1973年当時というのは、ジョアンにとってアメリカやメキシコを転々としていた不遇の時代の作品だという。
確かにこのアルバムの音は、ほの暗い感じがするが。
でも、先日のライブ同様にピーン張りつめた緊張感の漂う楽曲と、ほのぼのとした暖かいものを感じさせる曲とが共存していて、何ともいえない雰囲気を作り出している。
先日のライブでの人間味溢れるジョアンの姿と重ね合わせて聴くと、また一味違って聴こえる。

ジョアン・ジルベルト、3度目の来日公演 11月9日

11月9日(木)
東京国際フォーラム ホールA
18:00開場 19:00開演

ジョアン・ジルベルト、3度目の来日公演、最終日の11月9日の公演へ出かけた。
2003年の初来日と2004年の公演へも足を運んだが、この2回の公演も素晴らしいものだった。
それを再び聴くことができる!なんて幸せなんだろう。
日本人でよかった!

ということで、今回は座席も奮発して「ミラクルシート」購入。
座席は1階3列36番と37番。
会場に入ってみて自分たちの座席まで来た時、思わず家人と顔を見合わせてしまった。
ステージほぼ中央でジョアンが座る椅子がすぐそこに見える。
すごい席だ!こんなに間近でジョアンの演奏を聴くことができる。
嬉しい反面、こんないい席で聴かせてもらっていいのだろうか?
なんて思ってしまった。

開演時間19時になってもみんなわさわさと出歩いている。
3度目ともなると慣れたもんである。
19時40分、「只今ジョアンがホテルを出たとの連絡がありました」とのアナウンス。
皆笑って拍手。これも3度目、お約束。
開演のアナウンス。そして客席のライトが落ちた。
なんかものすごい緊張。
20時4分、ジョアンがステージに現れた!
拍手。ジョアン・ジルベルトが目の前に!しかもこんなに近くに。
椅子に座ると何も言わずに演奏をはじめた。

演奏がはじまって改めて感じたのは、ジョアンの声とギターによる音楽はとても繊細であり、音量自体の幅もとても広いということ。
だから必然的にじっと耳をそばだてて聴きいることになる。
今回も会場の空気は最初ピーンと張りつめた状態になった。
でも曲が進むにつれ徐々に親密な空気になっていく。
そして今回は「Pra Que Discutir Com Madame ?」を歌っている時に最後の部分でコードを間違えるというハプニングが。
弾き終えて拍手の後、もう一度、間違えた箇所を弾き直して、客席をみてジョアンがニコリと微笑んだ。
その瞬間、会場はドッとわいてみんな拍手。そして会場はとてもあたたかい雰囲気に。
それだけではなくライブ中盤「O Pato」では、あまりにノリノリで歌っていたため、終わる直前で眼鏡がズレてしまい、眼鏡を直してジャジャジャーンと弾き終えて、照れくさそうに笑ったりというハプニングもあった。
そしてそして、最後の「Garota de Ipanema」を歌い始めてまもなく鼻先までズレた眼鏡を途中、「エヘン、失礼」といったお茶目な表情をして、眼鏡を直して演奏再開など。

全32曲、とても素晴らしい声とギターだった。
過去2回の公演では見ることができなかった、ジョアンの素敵な笑顔を見ることができたし。

それから席からジョアンのギターを弾く指の動きなども見ることができとても貴重な体験をできた。
コード・チェンジをする時にでるガット・ギター独特の「キュキュッ」という音(僕はこの音、すごく好きだが)これがとても少ないこと、
コードの音が濁るということもほとんどないこと、そして右手親指のベース音も単調でなくコントロールされていることなど、すごいなーと思った。
それからやっぱり、サンバを弾いたときのグルーヴ感、小節を感じさせない歌(メロディー)ののせ方はきっと誰も真似はできないだろう。
1年前からボッサ・ギター(←ボサノヴァのまねごと)を初めたこともあって今回の公演は、前回2回の見方と明らかに違った。
そして心から楽しむことができた。
ほんとによかった!

当日会場でCD、Tシャツなど販売されていた。
毎回買っているのだが、今回は黒のジョアンTシャツを購入。
そして会場内でJobimの伝記と楽譜がセットになった「Cancioneiro Jobim」という直輸入本が売られていた。
サンプルを見て、あまりに奇麗な楽譜と本であったため、ちょっと迷ったが購入。
僕にとっては非常に高額な出費となったが・・。

↓僕の座席から終演直後、ステージを撮影。
みんなつい先ほどまでジョアンが演奏していたステージを近くで観ようと、集まってきていた。

ジョアン・ジルベルトのチケット

気がつけば9月、月日の経過はホントに早い・・。
今朝、宅急便の人が先日申し込んだジョアン・ジルベルトの11月の来日公演のチケットを届けてくれた。
今回で3回目の来日公演で僕も3度目なのだが、今回はちょっと奮発して「ミラクル・シート」という席を購入!
「ミラクル・シート」とは、ステージの前1~4列までの席。
今まで、米粒ぐらいの大きさでしか見られなかったジョアンの姿をオペラグラスで見ていた。
でもギターも練習し始めた訳だし、ボサノヴァの神様のプレイを目の前で見られるというのなら、これは何にも代え難い機会だ。

ということでチケットの座席を見てみると「R2扉1階3列○○番」と印字されている!
最初から1~4列目の席とはわかっていてもステージの脇の方じゃないのか?とかいろいろ考えてしまう。
そんなこともなく、ほぼ中央の位置。よかった、よかった。

それにしても今回の公演タイトル「JOAO GILBERTO THE BOSSA NOVA ~最後の奇跡~」
この「~最後の奇跡~」の「最後の」って何だ?
気に入らない・・。
招聘先はいろいろと考えて付けたようだが、使うべき言葉じゃないですよねー。
成功させなきゃってのはわかるけどさ。
なんだかなあ。。

ジョアン・ジルベルト、3度目の来日公演決定!


ボサノヴァの神様、ジョアン・ジルベルトの3度目の来日公演が決定した!

2003年9月と2004年10月の2度の来日から2年ぶりだ。
以前に2度あることは3度ある! などどこのブログに書いたが、ホントにそうなった!
過去の2回の公演に足を運んでいるが、またあの声とギターが聴けるのかと思うとものすごく楽しみだ。公演日程は下記の通り。

11月4日(土)開場16:00/開演17:00東京国際フォーラム ホールA
11月5日(日)開場16:00/開演17:00東京国際フォーラム ホールA
11月8日(水)開場18:00/開演19:00東京国際フォーラム ホールA
11月9日(木)開場18:00/開演19:00東京国際フォーラム ホールA

全日程聴きに行きたいがさすがにそういう訳にもいかず。
いつにしようかな。迷うなあ。

Samba De Verao ( Summer Samba )/Marcos Valle

前回のVoce E Euでシンコペーションでかなりの苦戦をしたわけだが、なんとかノリとかグルーヴを少しだがつかめたように思う。
これは僕にとっては大きな進歩。
でも忘れないようにちょっと意識して練習して、だんだん無意識にできるようになりたい。

で次の曲はSamba De Verao ( Summer Samba )、マルコス・ヴァーリの超名曲。
上のジャケットは1965年発表のマルコス・ヴァーリのアルバムO Cantor E O Compositor ( シンガーソングライター)。
Summer Sambaが収録されている。
1968年発表の超名盤SAMBA’68にも収録、(両方のアルバム共にエウミール・デオダート のアレンジだが)より洗練された仕上がり。

歌詞を聴くには前者の方が、良いかな。
それからマルコス・ヴァーリはFメジャーのkeyで唄っているが、僕にはちょっと高いようだ。
先生の話だと僕の声域はジョアン・ジルベルトのkeyに近いとのこと。
声の高さの話なので別になんてことない話なのだが、ジョアン・ジルベルトとkeyが近いということだけで、なんだかちょっと嬉しい。
ということでkeyを下げて歌うことに。

もうすぐ、ボッサ・ギターを始めて1年。
今のところすごく楽しめてるし、いい感じだ。

ボサノヴァの神様 ジョアン・ジルベルト

ジョアン・ジルベルト
ジョアン・ジルベルト・イン・トーキョー

2003年9月12日、東京国際フォーラム ホールAでの奇跡の歴史的公演の記録。

実はこの日、僕はこの会場にいた。
「コンバンワ」という挨拶の後、演奏がはじまった。
2F席の決して良い席とはいえない場所からオペラグラスを片手にステージのジョアン・ジルベルトに釘付けになっていた。
そしてとても緊張していた。会場は水を打ったように静まり、空気はピーンと張りつめていた。
皆、ジョアンのコンサートにまつわるいろんな噂(機嫌を損ねると帰ってしまうとか、急遽キャンセルになるとか)それを気にしてお行儀良くしなきゃ、と思っていたのかな。
でも1曲、また1曲と進むうちに、そんな心配はどこへやら。
徐々に会場は何か暖かい親密な空気へと変わっていった。
この歴史的な夜を、ここにいる皆で共有しているという、とても幸せな気持ちに。

ボサノヴァが生まれた1958年から45年、72歳のジョアン・ジルベルト。
でもレコードで「想いあふれて」を歌っているジョアン・ジルベルトの、確かにあの声だった。
とても感動した。
始めから終わりまで、休憩なしの全24曲。ステージにあった水は一度も口にせず歌いきった!
超人的などと言ってしまいそうだが、それだけステージに音楽に厳しいアーティストだということがわかった。そうそう、まだ9月といえども暑い日があったりという時期なのに、ジョアンの要望で会場の空調は完全ストップだったな。

翌年の2004年10月の2度目の来日公演へも足をはこんだ。
初来日の時よりは、少し落ち着いて聴く事ができた。
そして今年、ジョアン・ジルベルトは来なかった・・。
2度あることは3度ある・・!?
ブライアン・ウィルソンはたしか3度目の来日を今年したっけな?
来年あたり、また来日しないかな。

ジョアン・ジルベルト、3度目の来日公演

いよいよ昨日11月4日より、ジョアン・ジルベルト3度目の来日公演がはじまった!
昨日は家人の知り合いが、地方から今回の公演を聴くために我が家に来ていた。
で、昨日ミラクルシートでしかも1列目で聴いてきたそうだ。

例によって約1時間遅れでスタート、約30曲を2時間かけて歌った。
開演直前、ステージにはまだセッティングがされておらず、
ジョアン到着後に椅子がでてきてマイクのセッティングが行われたそう。
ってことは会場でリハをやっていないということ・・!?
3度目の来日でジョアンも日本のスタッフをすっかり信頼しきっているということなのかな。

アンコールでは、ジョアンにしては珍しく笑顔で客席を見ながら歌うなんて場面もあったそう。
あと初日ならではの緊張感がなんともいえずよかったとも。

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