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井上道義
井上道義/ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト~千秋楽
- 2007-12-10 (月)
- ライヴ
12月9日(日)15時開演
日比谷公会堂
ショスタコーヴィチ:
交響曲第8番ハ短調作品65
交響曲第15番イ長調作品141
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
指揮:井上道義
先週に引き続き、日比谷公会堂ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクトへ。
本日はいよいよ最終日。
といっても僕は全8日のうち聴けたのは3日だけだったが・・。
赤字だからカンパをお願いといいつつも、全席3000円でこれだけのコンサートをやるってすごい。
こういう形で素晴らしい音楽を聴かせてもらえるのは、僕のような貧乏人にはすごくありがたいことだ。
普段のクラシック音楽もこれぐらいの価格で聴くことができたら、もっと気軽に楽しめるものになるのにね。
今日はゲストにまたすごい人が来ていた。
黒柳徹子さんだ。パンフレットを見るとショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト実行委員会の委員長になっている。いろいろ日比谷公会堂にまつわる面白いお話を聞かせていただけた。
今日の演奏も素晴らしかった。
正直いって僕は、ショスタコーヴィチの交響曲を全て聴き込んでいるわけではないので細々としたことは言えないのだが、それでも音楽の中にあるとてつもないパワーを感じることはできた。
CDやレコードでは感じることのできない実演ならではの音の波動を。
クラシックのコンサートで鳥肌がたったのは久しぶり。
それから今日は久しぶりにホルンのビブラートを聴くことができました!
オケは新日本フィル、日本のオーケストラですが、こまやかな美しいビブラート!
ブラヴォーでした。
この日比谷公会堂ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクトですっかり指揮者井上道義さんのファンになりました。
今のこの世知辛い世の中でも、こうして3000円でコンサートを実現できるんだ!という熱い気持ちが伝わってくるし、ついでに忘れられたこの昭和の遺産と もいうべき日比谷公会堂を再評価しちゃえ!ってのもすごいし、そして本題であるショスタコーヴィチの音楽を小難しいことは抜きに生で肌で感じよう!という こと、全てがリンクしあって成功していた。すごい!!
日比谷公会堂がこんなに素晴らしいホールだということも教えてもらえたし。
サントリーホールの安い席より全然聴きやすいし演奏者がよく見えるし楽しめる。
指揮者の井上さんもいっていたけど2階席にすわると特にいいみたい。
この会場でもっと多くコンサートが開催されることを望みたい。
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井上道義/ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト
- 2007-12-02 (日)
- ライヴ
12月1日(土)17時開演
日比谷公会堂
ショスタコーヴィチ:
交響曲第4番ハ短調作品43
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
指揮:井上道義
ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクトを聴くために日比谷公会堂へ再び。
先月12日の10番、13番をロシアのサンクトペテルブルグ交響楽団の素晴らしい演奏で聴くことができた。
今日は第4番のシンフォニーでオケは東京フィル、日本のオーケストラ。
この第4番の交響曲は一度生で聴いてみたかった。
すごい過激な音がする曲だから。指揮者の井上道義さんも「ヘヴィメタ・シンフォニー」と呼んでいた。
で、今日は会場にすごいゲストが来ていた。
ロックンローラー内田裕也氏だ。演奏前にステージで内田裕也氏と井上道義氏のトークが。
何故、内田裕也氏がゲストかというと、
今日のプログラムがヘヴィメタル(=ロック)的なシンフォニーだからということ、そして内田裕也氏は60年代に日比谷野外音楽堂で10円、100円コンサートをやったから。
そうそう、井上道義氏によるこの日比谷公会堂でのプロジェクトは全てのプログラムが3000円なのだ。
だから毎回井上氏がステージに出てきて、採算がとれないからカンパをよろしくと言うのだ。
当日の話で内田裕也氏が言っていたこと。
「ロックは反体制的なもの、ショスタコーヴィチは聴いたことがないけれども旧ソビエト時代にスターリンの弾圧に反発し続けて作品を残した人物。音楽や芸術はそういうところからいいものがうまれてくる。マインドは一緒だ」というようなことを話していた。
なるほどなと思った。
僕が昨年辺りからショスタコーヴィチをよく聴くようになったのは単に生誕何周年とかといったことだけではなく、心の奥底にある反発心のようなものがショスタコーヴィチの音楽に共感を示しているのかなと思った。
歳をとったから特に感じるのかもしれないが、最近明るいニュースもないし、決していい時代ではないよな、と感じることが多いし。
こういう今の時代だからこそ聴かれるべき音楽なのかなと、ちょっと思った。
で演奏会はというと、すごくよかった。ありきたりな感想だけど。
でもやっぱり日本のオーケストラは音がぬるい。でもそれなりにすごい音出てた。
特に打楽器は頑張っていたな。
この間のサンクトペテルブルク交響楽団と比べては悪いが、機能性は高くても底力みたいなものがない。あと真面目なんですね、きっと。優等生的な演奏をする。
でも来週も行く。
このプロジェクトは本当に素晴らしいと思う。
昭和の香りのする日比谷公会堂もいいし、この季節、日比谷公園を散歩するのもなかなかいい。
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井上道義/ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト
- 2007-11-12 (月)
- ライヴ
11月11日(日)15時開演
日比谷公会堂
ショスタコーヴィチ:
交響曲第10番ホ短調作品93
交響曲第13番変ロ短調作品113
バス:セルゲイ・アレクサーシキン
合唱:東京オペラシンガース
管弦楽:サンクトペテルブルク・アカデミー交響楽団
指揮:井上道義
久々に更新。
すっかり忘れていた、この「井上道義/ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト」。
土曜の夜に急に気になって調べたら、明日の日曜がサンクトペテルブルクのオケのプログラム最終日。
その日の夜、会社の人の結婚式の披露宴の予定が入っていたが、何とか間に合うだろうということで当日券を購入、聴くことができた。セーフ・・。
会場は日比谷公会堂。初めて足を運んだが古くて趣のある建物。
このホールは戦前に建てられ、ショスタコーヴィチの日本初演の多くをこのホールでやっている。
内部は思ったよりも狭く、今回の2F席からでもオケが間近だ(上の写真)。
面白いのがステージの両サイドの大道具の搬入口だろうか、シャッターがむき出しになっているところ。
それから普段は暗幕でも垂れ下がっているのだろうか、ステージ天井裏へ続く階段が少し見えていたりなんともショスタコ的アングラな感じが良い。
指揮者の井上道義さんのサイトで書かれていたが、2F席の方が直接的ないい音がするとのこと。
実際、残響はほぼゼロながらとても楽しむことができた。
で、今日のオケ、サンクトペテルブルク・アカデミー交響楽団。
1昨年前の暮れにチャイコフスキーのバレエ曲をドミトリエフの指揮で聴いた。
その日雪で楽器の運搬が送れるというトラブルでほぼリハーサルなしという状況での演奏を聴いたのだが、このオケのレベルの高さには驚かされた。
今回も素晴らしい演奏を聴かせてくれた。
1週間で8曲の交響曲を演奏するというかなり強引なプログラムだが、しっかりとした力強いショスタコだった。
前にも思ったのだが、このオケは弦がすごい。
ザラッとした渋い音がする。特にチェロとコントラバスは重量級でものすごい音がする。
いつも気になるホルンだが、今回はほぼノンヴィブラート。
だがほのぐらいややささくれ気味のバリバリした音は健在。
間違いなくロシアのオケであった。
13番「バビ・ヤール」のバリトンのセルゲイ・アレクサーシキンも素晴らしかった。
日比谷公会堂のようなこんなに狭い残響ゼロのホールで聴けるショスタコは貴重だ。
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