カテゴリー : Brasilian Music

ELIS REGINA / IN LONDON

エリス・レジーナ
エリス・レジーナ・イン・ロンドン

ブラジル音楽史上最高の歌姫といわれるエリス・ヘジーナの「イン・ロンドン」(1969年)。
昨年、我家で爆発的にヒット、超パワープレイとなった一枚。
1曲目から、いきなりエリスの劈くようなヴォーカルでパワー全開。
このアルバムのライブのような独特の気持ち良さは、ヨーロッパツアー中のロンドンにてツアーメンバーとロンドンで編成されたオーケストラがわずか2日間で行ったセッション録音ということに起因している。
アップテンポのR&B系の曲ではベースとドラムがグリグリのグルーヴを産み出しているし、それをひっかきまわすかのようにエリスは楽しそうに歌っているのがとても印象的。
エリスのこの異様なまでに力強く激しいヴォーカルとアントニオ・アドルフォ、ホベルト・メネスカルをはじめとする強力なバックがスリリングな音楽を展開している。
バックのオーケストラも決して邪魔する事なくカラフルに、よりハッピーなサウンドへとサポートしている。
1曲目から最後まであっという間の33分。
後半のA.C.ジョビンやR.メネスカルのボサノヴァ曲のカバーもまたいい。
本当に良く聴いたな。
休日の朝食事の準備をする前に、
けだるい朝、雨降りのジメジメした日。
そんな日にこれをかけると部屋の空気感が一気に変わる。
そして気分が高揚してくるのがわかる、薬のような一枚。

ああ、夏が終わる・・夏が・・。

マリオ・カストロ・ネヴィス
Stop, Look & Listen

今年の夏ももう終わる。朝晩だいぶ涼しくなってきました。
今年の夏、僕のiPod君の中で大活躍の一枚、マリオ・カストロ・ネヴィス「Stop,Look &Listen」。
これ本当に良く聴きました。CDショップの試聴機で聴いて、全身の毛穴が開く感じ(鳥肌がたつという普通の表現もあるが)の一枚に久しぶりに出会ったという感じで、即買い即iPodに入れて次の日、家を出た瞬間から聴いてた。
僕はマリオ・カストロ・ネヴィスのというアーティストをこのアルバムで知ったんだが、60年代から活躍している作曲家、アレンジャー、キーボードプレイヤーでブラジル、ヨーロッパ、カナダなどで活動していた人らしい。
このアルバム、1977年の作品で音的にはズバリ「ルパン」!
まさに70年代の大野雄二的な世界かな・・。
全編Rhodes Pianoはもちろん、フルート、サックス、トランペット等のホーンセクション、
グルーヴィーなBassとドラムにパーカス。その上に涼しげな女性ボーカルがのっかる。
「ルパン三世」のラブスコールとか愛のテーマとか、あんな感じ。
暑い夏にぴったりの一枚。夏の終わりにもしっくりくる一枚。
ああ、夏が終わる・・夏が・・。