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Brasilian Music Archive
Fernanda Takai(フェルナンダ・タカイ) / Descança Coração
- 2009-09-22 (火)
- Brasilian Music

「今はもう秋 誰もいない海〜」もう秋ですねー。
1970年にトワ・エ・モワが歌って大ヒットした「誰もいない海」。
作曲は越路吹雪さんの旦那さん内藤法美さん、作詞は山口洋子。
60年代っぽいほのぐらい空気の漂うこういう曲はとても好きだ。
子供の頃に家の車には8トラックのカーステレオが載っていて、このトワ・エ・モワの「誰もいない海」が頻繁にかかっていたのを憶えている。
子供心にもとてもいい曲だなあ、なんて思っていた。
先日書いたボサクカノヴァのライヴCDの付属DVDの記事でも書いたが、フェルナンダ・タカイがちょっと気になっていたので彼女のソロ・アルバム「彼女の瞳が届く処」を聴いてみた。
で、その中の「Descança Coração (My Foolish Heart)」の歌い出しを聴いて、この「誰もいない海」を思い出した。
メロディーラインとコード進行が少し似ているのかもしれないが、多分編曲と歌い方のせいかな。
ビル・エヴァンスの「My Foolish Heart」しか聴いた事がなかったが、「誰もいない海」を思い出すなんてことはなかったし。
ハープシコードが効果的に使用されていて、ちょっと秋っぽい雰囲気を感じさせるからかもしれない。
いずれにしても日本人好みな感じの節回しに仕上がっていて、とてもいい。
で、それが何?って感じだが、「誰もいない海」にボサノヴァのコードが乗せられたら素敵だなとちょっと思った。
ボサノヴァ風というよりはボサノヴァのコードをつけてみるということ、難しいかな。
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Leo Minax(レオ・ミナックス)
- 2009-07-08 (水)
- Brasilian Music | ライヴ
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レオ・ミナックス。
スペインで活動をしているブラジル、ミナスジェライス出身のシンガーソングライター。
僕のボサノヴァ・ギターの先生にレッスン後に聴かせていただいて知ったのだが、何でもMySpaceで知り合ったアーティストなのだそうだ。
先生にはトニーニョ・オルタやクルビ・ダ・エスキーナなどミナス系のアルバムを教えてもらって、ここのところ僕の琴線のツボは刺激されまくりだったのだが、このレオ・ミナックスも最初聴いたときに甘いメロディと独特の空気感がとても心地よく感じた。
だがしかし!
レオ・ミナックスの音楽は他のミナス系のアーティスト同様、いや、それ以上にただメロディが美しいだけではなく、複雑でちょっと重たい。
だから軽い気持ちで聴こうとするとちょっとしんどい時がある。
でもすごくカッコいい。
まだこのアルバムしか聴いていないのだがロックな曲ポップな曲ボサ系な曲などいろいろ。
で、変拍子、特に7拍子?の曲が多いのが面白い。
そんでもって、今週からライブが始まる。祝初来日!
名古屋、大阪、京都、山形、東京、鎌倉。
なんだかすごいことになっているみたい。
オフィシャルサイトも盛り上がってる。
http://leominax.blog54.fc2.com/
もちろん僕も行く。すごく楽しみ。
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La Rana / Agustin Pereyra Lucena
- 2009-04-24 (金)
- Brasilian Music
アグスチン・ペレイラ・ルセーナ。
前回の「Ese dia va a llegar」(1975年4thアルバム)に続いて1980年発表の6作目「La Rana」。
ルセーナが母国アルゼンチンを離れてヨーロッパで活動している時期、それもノルウェーに滞在していた時期に制作された作品。
内容は「Ese dia va a llegar」同様にカヴァーとオリジナルが半々ぐらいの割合。
1曲目のIvan Linsの「3 Horas Da Manha」からさわやかなフルートとボーカルラインが最高。
どの曲にもアグスティン独特の空気感があり、これがまさにオリジナリティといえるものなのだろう。
このアルバムの個人的ベストトラックは4曲目「Despues De Las Seis」。
ギター1本で演奏されるのだが、あまく切ないコード進行がそしてグルーヴ感がカッコいい。
コピーしてやろうと挑戦中だが難しい・・・。
↓「Despues De Las Seis」ライヴ!超かっこええ!!
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Esa Dia Va A Llegar / Agustin Pereyra Lucena
- 2009-03-29 (日)
- Brasilian Music
アグスチン・ペレイラ・ルセーナ。
60年代から活動しているアルゼンチンのギタリスト。
ブラジリアン・ミュージックのバイブル的存在の”Musica LocoMundo1 “の中で紹介され、その後国内盤のCDがリイシューされていたので気になっていたのだがずっとそのままになっていた。
つい最近ニューアルバム「42:53」が発売になり、こりゃそろそろ聴いておかなきゃということで「Ese dia va a llegar
」を購入。
まず1曲目の「Hace Pocos Anos」がすごくカッコいい。ギターのシンプルなリフで始まるのだがサックスとの絡みにおもわずニヤリとしてしまう。
ちょっとクサい感じのフレーズが何ともクセになる。
続く哀愁たっぷりのイパネマの娘もイントロからニヤニヤしながら聴いて、続く曲の女性ボーカルのスキャットも何だか嬉しくなってきて、ジョアン・ドナートの「Amazonas」で完全にやられる。
全篇ボッサスタイルのギターなのだが独特のグルーヴ感、コードが気持ちいい。
バーデン・パウエルなどのブラジル音楽の影響を色濃く感じさせる自身のオリジナル楽曲もとても魅力的。
後半はfender rhodesエレピにフルートも加わって更にメロウな音の世界が広がる。
他のアルバムも聴いてみたい。というかもう他のアルバムにも手を出しているがかなりいい。
しばらくアグスチン・ペレイラ・ルセーナな日々が続きそう。
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Clube da Esquina(街角クラブ)
- 2008-11-08 (土)
- Brasilian Music
1970年代からブラジルのミナス出身のアーティストが中心になって活動をしていた音楽集団、Clube da Esquina(クルビ・ダ・エスキーナ)が1972年に発表したアルバム「Clube da Esquina」。
ミルトン・ナシメントとロー・ボルジスらが中心にミナスのミュージシャンが参加。
先日、僕のギターの先生に教えていただいたトニーニョ・オルタの1stアルバムがすごく良かったことをお伝えしたら、『それならこの「Clube da Esquina」も是非』とすすめてくださった。
とにかくメロディーが美しい!
おおらかで明るいが、時に切なく、時に厳粛なムードが漂う。
ミナス(正確にはミナス・ジェライス州)はブラジルの南東部に位置するが、元々その地に暮らしていたインディオとアフリカなど様々な地域から移住した人々の文化が複雑に混じり合っている地域らしい。
洗練されたハーモニーの中にある何ともいえない「土臭さ」「浮遊感」は独特だ。
音楽全体の中に漂う包み込むようなやさしい空気がほっとした気持ちにさせてくれる。
疲れた時に何も考えずにこのアルバムに耳を傾けるとなんか気持ちが安らぐ。
1972年発表のこの「Clube da Esquina」には続編があって、1978年発表の「Clube da Esquina 2」がある。
今回、ブラジルEMIからリイシューされた「Clube da Esquina 1&2」3枚組のセットを購入。
「Clube da Esquina 2」の内容もこれまた濃い。
時間をかけてゆっくり聴きたい。ただ聞き流してしまうのはもったいない気がするから。
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Terra Dos Passaros / Toninho Horta(トニーニョ・オルタ1st)
- 2008-10-20 (月)
- Brasilian Music
トニーニョ・オルタ。
ブラジル、ミナス出身のギタリスト、ヴォーカリスト、コンポーザー。
つい先日まで来日していたみたいです。
このテーハ・ドス・パッサーロスはトニーニョ・オルタが1979年に発表した1stアルバムで長らく廃盤になっていたものがブラジル本国でリイシューされたもの。
僕のギターの先生が「トニーニョ・オルタの1st再発されましたね!すごくいいですよ」と教えてくださったのがきっかけで購入。
聴いてみて、かなりハマりました。(これ以外にも最近のアルバムも購入。)
この人の音楽独特の浮遊感とコード感、そしてグルーヴ感がとても気持ちいい。
それから少しかすれた鼻にかかった声で歌うスキャットも最高。
79年作品ということもありFender Rhodes Electoric Pianoが大活躍しており音づくりも僕的にはめちゃくちゃツボ、ですな。
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DESTINY/アントニオ・アドルフォ, ブラジル アンド ブラズーカ
- 2007-08-11 (土)
- Brasilian Music
DESTINY / ANTONIO ADOLFO, BRAZIL AND BRAZUKA
アントニオ・アドルフォの新作がFAROUTレーベルからリリース!
ジャケットの60年代を思わせるタイトルのフォントといい、二人の女性といい、しかもあの”ブラズーカ”の文字が入っている。
これはもしかして!とかなり期待をして聴いてみる。
全編アントニオ・アドルフォのFENDER RHODES PIANOが聴ける。
そしてワウワウ・ギター、グルーヴィーなベースにドラム。
リズムセクションはあのアジムスのIvan ContiとAlex Malheiros。
そしてソフトな女性コーラス、ホーン・セクション。
コーラスの二人の女性Carol&Luisaはご本人の娘さんなのだそうだ。
相変わらずのカッコいいJazzyなコード進行と美しいメロディも健在で最高。
文句なしの完璧なアドルフォ・ワールドが全編で炸裂している!
1曲目の”Bola Da Vez”はディストーション・ギターによるスティーリー・ダン的なリフから始まる。
すごく思わせぶりでいい。そこにRHODESと女性コーラスとワウワウ・ギターが。
ああ、もうこれだけでいい。
3曲目の”Luizao”は2005年にこの世を去った元ブラズーカ、そしてブラジルを代表するベーシスト、ルイザォン・マイアをトリビューした曲。
1stアルバムの”TRANSAMAZONICA”を思わせるグルーヴィーな曲。
ここまでですでに期待を裏切るどころか期待以上。
4曲目”Eu e Você”は哀愁をおびた名曲。途中メジャーコードに転調するあたりアントニオ・アドルフォ独特の曲だ。
ちょっととばして8曲目(この間も捨て曲なし!)”Dono Do Mundo”はファンキーなR&B調のイントロから一転してソフトでメロウな女性コーラスに展開するあたりも、ふと当時のブラズーカのアルバムを聴いているかのようなそんな気持ちになる。
2007年、ブラズーカ結成の1968年から約40年。
こんなに素晴らしい”ブラズーカ”の新作が今聴けるなんて本当に幸せ!
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ハダメス・ニャタリ/Meu Amigo Tom Jobim
- 2007-08-07 (火)
- Brasilian Music
ハダメス・ニャタリ(1906-1988)、ブラジルの作曲家、アレンジャー、ピアニスト、指揮者。
初めて耳にする名前だったが、まだ大成する前のアントニオ・カルロス・ジョビンの才能を見抜きアシスタントとして起用するなどジョビンの師匠である人物らしい。
ルイ・カストロ著「ボサノヴァの歴史」の中で”どんなミュージシャンでも、5分間でいいから隣に立ってみたいと思っていた男”と紹介されている。
この本は読んだが、記憶に残っていなかった・・というか分厚くてちゃんと読めてないか・・。
先日観た映画”This is BOSSA NOVA”の中にも名前が登場する。
このアルバム「Radames Gnattali Meu Amigo Antonio Carlos Jobim」(私の友達アントニオ・カルロス・ジョビン)はニャタリの作品を紹介する企画盤。
作風はいわゆるポピュラー音楽、ジャズ的なものからクラシック音楽的なものまで幅広い。
その中にブラジル的な要素、そしてラテン諸国の作曲家、フランスのラヴェル、スペインのファリャ、ブラジルのヴィラ=ロボスなどに共通のラテン的色彩感が濃厚に漂っている。
同年代に活動していたアストル・ピアソラの音楽にも共通するものがある。
タイトル曲「Meu Amigo Antonio Carlos Jobim」は友人であるジョビンに捧げられた曲。
アコーディオンとエレキ・ギターによって演奏されるメロディーが暖かくほのぼのしていて雰囲気的には古いヨーロッパの映画のサントラを聴いているような気分になる。
続く「Sonatina Coreográfica 」は無調的なメロディが印象的。
70年代のフランスのジャズ・ピアニスト、マーシャル・ソラルの「Locomotion」というアルバムを思い出した。
アルバムの最後にはジョビンがニャタリに捧げて作曲した「Meu Amigo Radames」が二人のピアノの連弾で収録されている。
この曲は知っていたが経緯は全く知らなかった。
ライフワークだったという「Brasiliana」は4番、7番、11番がおさめられているが、メロディと和声が素晴らしく美しい作品群だ。
ヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ」のように、ピアノやチェロなど曲によって楽器編成が様々。
何番まであるんだろう?全部聴いてみたい。
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Ricardo Tete/Geringonca(ヒカルド・テテ/ジェリンゴンサ)
- 2007-07-16 (月)
- Brasilian Music

ヒカルド・テテのデビューアルバム「ジェリンゴンサ」。
昨日CDショップをブラブラしていてみつけた。これ、すごくいい。
1978年ブラジルのサンパウロ生まれで現在はパリを中心に活動しているアーティストらしい。
お店のキャプションに”カエターノ・ヴェローゾ!?”って書いてあったが声が少し似ているかもしれない。
曲はメロディアスできれいな曲が多い。
サウンドはガットギター、アコギ、パーカッションが中心だがJazzyなホーンセクションやアルバムタイトルのGeringonça”ガラクタ”っぽいノイジーなギターやシンセサイザーの音が入っていたりとても面白いし聴きやすい。
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Nem Paleto, Nem Gravata / Osmar Milito
- 2007-03-01 (木)
- Brasilian Music
嬉しいリイシュー!
ブラジルのコンポーザー/アレンジャー/キーボード・プレーヤーのオズマール・ミリートの1973年発表の「ネン・パレトー、ネン・グラヴァッタ」(スーツもネクタイもなしに)。
ちょうど1年前には“… E Deixa O Relogio Andar”(1971年作品)も リイシューされ、1974年作品の”VIAGEM”も国内盤(紙ジャケ仕様)が少し前に出たりとここのところ続いている。
前にも書いたがブラジリアン・ミュージックのバイブル的存在の”Musica LocoMundo1 “の中で紹介されていた4枚のうち3枚がCD化されたことになる。
内容は期待通り最高。
グルーヴィーなドラムとベースにホーンとフェンダー・ローズ、センチメンタルなメロディとコーラスワーク。
立体的な音づくりがカッコよすぎ。
ジャケもいいですね。
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