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オーケストラ・ダヴァーイ 第3回演奏会

SH010093

2009年8月1日(土)18:30開演
文京シビックホール 大ホール

プロコフィエフ:
交響的協奏曲 ホ短調 作品125

ショスタコーヴィチ:
交響曲第8番ハ短調作品65

チェロ:丸山泰雄
管弦楽:オーケストラ・ダヴァーイ
指揮:森口真司

前回の演奏会のハチャトゥリアンとラフマニノフが素晴らしかったので今回もとても楽しみに出かけた。
このオーケストはロシア音楽好きが集まったロシアの音楽を熱く演奏する団体。
会場内のアナウンスもロシア人の方による日本語とロシア語の両方でするあたりロシアにこだわりをもっている感じで楽しい。

さて、演奏の方だが、今回もとっても素晴らしく力強い演奏でした。
市民オーケストラなのだが、ものすごく技術力が高いと素人ながら思った。
前回同様にオケの音にドキッとする瞬間がある。

プロコフィエフの交響的協奏曲は曲自体初めて聴いた。
プロコフィエフの現代的な部分と叙情的な部分とがバランスよく合わさった美しい曲でした。
プロコの作品ではピアノ協奏曲第2番が特に好きなのだけれど後期の作品でこんな美しい曲があるなんて新たにお気に入りリストに追加だな。
チェロの丸山泰雄さんが素晴らしかった。
アンコールでやったソロの曲、口から音を発しながら超絶的なテクニックで弾いたあの曲は誰のなんという曲なのだろう。

後半のショスタコの8番。
ミッチー&新日本フィル@日比谷公会堂以来2度目の実演。
ショスタコ怒りのスコアは見事に鳴り響いていた!と思う。
オーケストラ・ダヴァーイを聴いて思うことは、音量のデカさ。
相変わらず打楽器群は楽器をぶっ叩いていたし、金管もバリバリ鳴らしきっていた。
弦楽もブワンブワンいってました。
期待通りロシアオケしてました。

今回も招待状をプリントアウトして無料で聴かせていただきました。
どうもありがとうございました!

【追記】
調べてみたらチェロの丸山泰雄さんがアンコールで演奏していた曲がわかりました。
イタリア人の作曲家/チェリスト、ジョヴァンニ・ソッリーマという人のラメンタチオという曲でした。ニコニコ動画にありましたので、貼付けました。(記事が削除されたようです。2009.08.20)
すごく興味がありますので、時間があるときにもう少し調べてみようと思います。

アルメニア・フィルハーモニー管弦楽団 演奏会


11月22日(土)東京オペラシティ タケミツメモリアル

ハチャトゥリアン
バレエ音楽「ガイーヌ」アイシャの目覚めと踊り、レズギンカなど
チャイコフスキー
ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35

リムスキー=コルサコフ
交響組曲『シェヘラザード」作品35
(アンコール)
ボロディン
歌劇「イーゴリ公」〜だったん人の踊り(後半のみ)

管弦楽:アルメニア・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァイオリン:カトリーヌ・マヌーキアン
指揮:エドゥアルド・トプチャン

アルメニア・フィルハーモニー管弦楽団、初来日!
もう何年も前になるが、奇才ロリス・チェクナヴォリアンが指揮するこのアルメニア・フィルによる「ガイーヌ」のCDを聴いた時のショックはすごかった。
自国アルメニアの作曲家ハチャトゥリアンを自信いっぱいに演奏していた。
中でも「レズギンカ」なんかこれ以上考えられないっていうくらいに熱く激しい演奏だった。
といってこういうことを書くのもなんだが、そのイメージで今回の公演に足を運んだ人はまるで別の団体なのではないか?と思うぐらいの違いにびっくりしたんじゃないだろうか・・。
何を隠そう僕自身そういう風に感じたわけですごく期待をしていたのでとっても残念でした。

演奏自体とても立派でしたし会場はとても盛り上がっていた。
周りのお客さんだってとても満足げでした。
僕が勝手にイメージをして変な期待をしてしまったのかもしれません。
やっぱりチェクナヴォリアンは奇才といわれるだけあって、そういう指揮者が振るとオケもそういう音になる!という典型的なかたちだったのでしょう。
それからトプチャンという指揮者の音楽の創り方がとても洗練された現代的なものなのだ、とも感じました。
あとパンフレットを見てびっくりしたのですがものすごく過密な公演スケジュール!
招聘先の光藍社という会社の公演はわりといつもそうですが17日間に15公演と2日しかお休みがないんですね。
本日の公演が14公演目。かなりお疲れなのでしょうね。

マヌーキアンのチャイコフスキーのコンチェルトは面白かったです。
ゆっくりめのテンポでじっくり歌い込んでいく感じ。
フレージングやテンポの揺らし方なんかが独特で今までに聴いたことのないタイプの演奏でした。
いつも気にしているホルンですが、ほとんどビブラートなし。
「シェヘラザード」の第3楽章の終わり辺りでのフレージングにちょっとだけなまり(アルメニアなまり?)のようなものを感じただけ。
あとは響かない「ジャリーン」という音がするシンバル、素敵でした。

そんな感じかな・・僕個人的には残念・・。

オーケストラ・ダヴァーイ 第2回演奏会

2008年7月27日(日)13:30開演
ティアラこうとう大ホール

ハチャトゥリアン
バレエ音楽「ガイーヌ」~ボリショイ劇場版からの抜粋

ラフマニノフ
交響曲第2番ホ短調作品27

管弦楽:オーケストラ・ダヴァーイ
指揮:森口真司

オーケストラ・ダヴァーイの演奏会に行ってきた。
このオーケストラはロシア好きの方々が集まって作ったオーケストラなのだそう。
プログラムもロシア圏の音楽だけを取り上げて演奏するとのこと。
僕のブラウザのお気に入りに入っているショスタコヴィッチのサイトで告知を見たのがきっかけなのだが「ガイーヌ」しかもボリショイ劇場板からたくさん抜粋ということで、これは聴きに行かなきゃ!ということで出かけた。

前半のハチャトゥリアンから超ハイテンションな演奏!
「ガイーヌ」といえば民族色豊かなメロディとリズムが満載。
特に打楽器が大活躍する音楽なのだが、ダヴァーイの打楽器群は凄かった!
やっぱり「レズギンカ」の話になってしまうのだが、スネアのリムショット、アクセントの付け方が素晴らしかった。冒頭部分ではティンパニも一緒に叩くという、演奏方法をしていた。
フェドセーエフ&モスクワ放送響以来の実演。感動した。
打楽器の音で弦楽、時には金管までかき消すこのバランス感覚はまさにロシアオケ!
ハチャトゥリアン独特の凶暴な劈くような和音やハチャメチャな感じ、あと不思議な形をした鐘の音もすごくハチャトゥリアンな感じでよかった。

後半のラフマニノフも堂々とした素晴らしい演奏だった。
こちらは、スヴェトラーノフ&ロシア国立響以来の実演(あんまり演奏会に行けてないので)
この曲はもこもこしたまるっこい感じの演奏が多いように感じるのだが、ダヴァーイは鳴らすところはきっちり鳴らすといった見通しの良い演奏だったと思う。
すごく好きなタイプの演奏だった。
僕のような素人がいうのもなんだが、演奏レベルが非常に高い団体だと思った。
しかも各パートの音に主張のようなものを感じる。
オケの音にはっとさせられる瞬間があるのだ。

すっかりオーケストラ・ダヴァーイのファンになってしまった感じ。
アンコールで再び「レズギンカ」。
最後の最後ということでオケの皆さんも全ての力を出し切るといった感じの凄まじい演奏。
前半の演奏よりも数倍のパワーを感じた。
このあたりもまさに「ロシアオケ」的ですごくいい。

次回のプログラムはショスタコの8番だそう。
楽しみだ。

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