PET SOUNDS / THE BEACH BOYS

Pet Sounds

1966年にリリースされたビ−チ・ボーイズのというよりはブライアン・ウィルソンによるアルバム。世界中のアーティスト達に多大な影響を与えた名盤。
「ロックの記念碑的なアルバム」「今世紀最高のポップ・アルバム」と今では高く評価されているが、1966年の発売当初はほとんど評価されることなく、作者ブライアン・ウィルソンを精神状態の悪化、失意のどん底に突き落とすきっかけになった問題作。
内容については、僕ごときがこのアルバムについてあれこれ蘊蓄を語るのはほんと烏滸がましいことだしやめておく。

1999年のブライアン・ウィルソン氏の来日公演は本当に感動的な一夜であった。
前日にHMV数寄屋橋店でのインストアイベントでブライアン・ウィルソンと握手ができたこと!
僕にとって忘れられない想い出となった。
そして2002年にはこの「ペット・サウンズ」全曲をステージで生で聴く事ができた!
歴史的な一夜を体験できた。
これら想い出と共に大切に聴き続けたいアルバムである。

アマゾンの密林で炸裂する変態Rhodesサウンド!?

Antonio Adolfo E A Brazuca/ アントニオ・アドルフォ&ブラズーカ

アントニオ・アドルフォという人もブラジルを代表するキーボーディスで作曲家。

60年代よりアレンジャー、ピアニストとして活動している人で今も現役バリバリのようだ。

で、このアルバムは1971 年にリリースされたアントニオ・アドルフォ&ブラズーカの2ndアルバム。
男性・女性のツイン・ヴォーカルにベース、ギター、ドラムス、パーカス、そしてそして、アントニオ・アドルフォのSuitecase Rhodes。

ウッドブロックのリズムに乗りRhodesと口笛のユニゾンが フェイドインしてくる 1曲目から期待は高まる。
2曲目のボッサも美しいメロディとアドルフォ氏の奏でるRhodesのオブリガードに彩られ、もはや夢心地に。
目玉は何と言っても9曲 目の「TRANSAMAZONICA」か。
どう考えても鍵盤の人が作りそうなベーシスト泣かせの、だが、それでいてグルーヴィーでスピード感のあるベースラインにコーラス。
タイトル通りアマゾンの野生の血が騒ぐようなグリグリなド変態サウンド炸裂!

ブラジリアン・テイストはもちろんだが、ソフト・ロック、サイケ的要素が融合された素晴らしいアルバム。

CORCOVADO

“SO DANCO SAMBA” “GAROTA DE IPANEMA”に続き次もアントニオ・カルロス・ジョビンの名曲”CORCOVAD0″。
結構なペースで進んできているが、最近気がついた事を一つ。

ボサノヴァのコードって6th9thや13thなどテンション・コードが多くて最初は難しいと決めつけていたけれど、意外にギターでの運指はやさしいのかなと思うようになった。
指が慣れてきたのとコードの形を憶えたということもあると思うけど、ボサノヴァ・ギターで使う和音はほとんど4声(弦4本)のみだ。
そのうち1音はroot(ベース音)だから残り3音で和音を構成していることになる。
たった3音であれだけ表情のある美しい響きがするんだから、ギターの和音ってすごいなと思う。

月1ペースでボサノヴァギターを習いにいっているが、実は最近、歌も練習している。
最初はギター・バッキングのみのつもりでいたが、先生に歌はどうしますか?と聞かれて
「うたってみたいです」と答えてしまった。
でも、実際にポルトガル語の発音や歌詞などの意味を教えてもらいながらなので勉強にもなる。
それから歌はとても難しいけれど、実際うたってみると楽しい。
今まで歌なんて唄ったことがなかったから余計にそう感じるのかな。
もちろん人に聞かせられるようなものじゃないけど。

“CORCOVAD0″は今までの2曲とは違いマイナーの曲。
A→G#→Gと半音でベースが下降してくるところがいい。
それから2つめのコードがディミニッッシュという短3度で積み上げられた和音。
このコードは心にしみる。
でもとても気持ちいい。
ボサノヴァ・ギターはじめてよかったなーって思う。

マルコス・ヴァーリのFender Rhodes Piano

Marcos Valle
Jet Samba

マルコス・ヴァーリ。ブラジルを代表するミュージシャン。
60年代はボサノヴァ、70年代からはブラジルのポップ・ミュージックへ、そして今もバリバリの現役。
昨日CDショップ店頭にて発見!マルコス・ヴァーリのニューアルバム。
イギリスのFAR OUT RECORDINGSからブラジルのDUBASレーベルへの移籍第一弾。
マルコス・ヴァーリの新旧の作品を本人のアレンジで、しかも本人のFender Rhodes Pianoによるインストゥルメンタルアルバム!

12曲中8曲はRhodesを弾いています。マルコス・ヴァーリの弾くRhodes、好きです。
ガシガシ、ブリブリ弾くタイプではないけれど、とてもメロウでRhodesの音色の中でも中域の暖かい部分を堪能できますね。
過去の作品でも印象的な「Campina Grande」「Previsão Do Tempo」なんかも弾いてます。左右にコロコロ広がていくRhodesの音が気持ちいいです。
「Campina Grande」ではブラジルのチェリストのジャキス・モレレンバウムも参加しています。
グルーヴ、スムース、メロウ、三拍子そろった名盤の誕生。

明日から通勤電車の中でもiPodで楽しめそうだな。

エウミール・デオダート/無意味な風景

エウミール・デオダート。ブラジルを代表するアレンジャー、キーボーディスト。
僕は60年代~70年代のボサノヴァ・アレンジャーの頃のデオダートが好き。
70年代に入ってRHODESエレピを弾き始めたDEODATO2の頃も好きだけれど。

このアルバムは、1964年録音のデオダートのデビューアルバムで、アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲をビッグバンド+ストリングスオーケストラにアレンジしたもの。
その上でデオダートはとてもクールにピアノを弾いている。
すごく洗練されてかっこいい音楽。
とてもJAZZYでアルコールが欲しくなる音楽。
驚くのは当時デオダートはまだ22歳だということ。
この後、いろんなアーティストのアレンジを職人的にこなしていくわけですが素晴らしいアレンジが多いです。
それからこのCD、当時の録音技術と現代のスタリングが素晴らしいのか、ホーンアレンジの音の厚みやピアノ、ドラム等相当濃密な音が楽しめます。

別宮貞雄/交響曲第1番(1961)

湯浅卓雄
別宮貞雄:交響曲第1番(1961)

◆アイルランド国立交響楽団
湯浅 卓雄(指揮)◆

Naxosの日本作曲家選輯から別宮貞雄(1922ー)【べっくさだお】日本の作曲家による交響曲。
今まで日本の作曲家の近現代の作品は全く聴いたことがなく、僕は初めてだ。
日本の作曲家というと、どうしても武満徹のイメージが強く旋律がはっきりしてなく調性のない音楽がほとんどだろうという先入感をもっていた。
でもこの先入観はかならずしもハズレているわけではないのではと思う。

20世紀初頭から前衛音楽(無調で実験的な傾向にある音楽)というものに注目があつまり評価が高まった。いくら旋律の美しい曲を書いても、そんなの古い、もっと新しい今までにない音楽を。
そういう傾向は世界的にそうであって、つい最近までそうだったようだ。
このブログでこの間とりあげたイギリスの作曲家フィンジ という人もそういう流れの中で、忘れられていった作曲家でそういう人はかなり沢山いるらしい。

前置きが長くなってしまったが、この別宮貞雄の交響曲はどうかというと、旋律はしっかりあってロマンティックで美しく、サウンドもダイナミックでカッコいい。
パリ音楽院時代に影響を受けたフランス仕込みの、色彩的なオーケストレーションも特徴的だ。
そして解説によると、当時の前衛音楽に反発し「前衛音楽に認められるリズムやテンポの煩雑化も、せっかく到達したポリフォニーの喜びを人間の耳から奪うだけ、云々」など主張し続けたのだそうだ。

この交響曲第1番を聴いたとき、第1楽章の最初の部分が美しくすぐに気に入ってしまった。
少しマーラーやアルヴェーン的なような響きがあったり、ダニー・エルフマンのバットマンのサントラを思い出したり、ドビュッシー?なんて思ったり聴いていてとても面白い。
交響曲は全部で6曲、協奏曲・器楽曲などいろいろあるようなので、これから聴いてみたい。

ボサノヴァの神様 ジョアン・ジルベルト

ジョアン・ジルベルト
ジョアン・ジルベルト・イン・トーキョー

2003年9月12日、東京国際フォーラム ホールAでの奇跡の歴史的公演の記録。

実はこの日、僕はこの会場にいた。
「コンバンワ」という挨拶の後、演奏がはじまった。
2F席の決して良い席とはいえない場所からオペラグラスを片手にステージのジョアン・ジルベルトに釘付けになっていた。
そしてとても緊張していた。会場は水を打ったように静まり、空気はピーンと張りつめていた。
皆、ジョアンのコンサートにまつわるいろんな噂(機嫌を損ねると帰ってしまうとか、急遽キャンセルになるとか)それを気にしてお行儀良くしなきゃ、と思っていたのかな。
でも1曲、また1曲と進むうちに、そんな心配はどこへやら。
徐々に会場は何か暖かい親密な空気へと変わっていった。
この歴史的な夜を、ここにいる皆で共有しているという、とても幸せな気持ちに。

ボサノヴァが生まれた1958年から45年、72歳のジョアン・ジルベルト。
でもレコードで「想いあふれて」を歌っているジョアン・ジルベルトの、確かにあの声だった。
とても感動した。
始めから終わりまで、休憩なしの全24曲。ステージにあった水は一度も口にせず歌いきった!
超人的などと言ってしまいそうだが、それだけステージに音楽に厳しいアーティストだということがわかった。そうそう、まだ9月といえども暑い日があったりという時期なのに、ジョアンの要望で会場の空調は完全ストップだったな。

翌年の2004年10月の2度目の来日公演へも足をはこんだ。
初来日の時よりは、少し落ち着いて聴く事ができた。
そして今年、ジョアン・ジルベルトは来なかった・・。
2度あることは3度ある・・!?
ブライアン・ウィルソンはたしか3度目の来日を今年したっけな?
来年あたり、また来日しないかな。

ジェラルド・フィンジ/エクローグ(ECLOGUE)

◆ピアーズ・レイン(pf)
ニコラス・ダニエル(指揮)
イギリス室内管弦楽団◆

秋ということで、この季節に聴くとしみる曲をまた。
イギリスの作曲家ジェラルド・フィンジ(1901-1956)の限りなく繊細で美しいピアノと弦楽オーケストラのための小品。
エクローグ(ECLOGUE)とは辞書によると「牧歌、田園詩」という意味。

この曲との出会いは、ある雑誌の中で作曲家の三枝成彰先生の、フィンジというあまり知られていない作曲家の「クラリネット協奏曲」が素晴らしいという記事を読み、購入したCDに入っていたというのがきっかけ。
その「クラリネット協奏曲」も大好きな曲になったが、この10分弱の短い曲であるエクローグがとても気に入ってしまった。
ただ単にメロディが美しいというだけでなく、若い時分に兄弟や父親の死を体験したことが音楽にも色濃く影響しているのか、とにかく非常に繊細で内省的な音楽。

何種類かの演奏を聴き比べてみたが、僕的にはこのピアーズ・レインのピアノが一番しっくりくるように思う。一音一音丁寧に、決してガシガシ弾いたりしないところがいい。

ブラームス/ピアノ協奏曲第2番変ロ長調作品83

マウリツィオ・ポリーニ(pf)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
クラウディオ・アバド(指揮)
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番

すっかり秋めいてきました。
ここ数年、秋になると必ず聴きたくなるのがブラームスの作品です。。
四季の中でも一番好きな季節です。夏が終わってちょっと寂しい感じですが、キンモクセイの花の香りがしてきたり、この感じが何ともいえず好きなのです。
僕の勝手な解釈ですが、秋とブラームスの音楽はとても良くあいます。
ブラームスはドイツでも北部のハンブルクの音楽家でそこは気候的にも寒さが厳しいところ。
音楽も非常に重厚で少し厳しさのようなものも感じます。でもその中には「ハンガリー舞曲」に代表されるように民族的なメロディーが盛り込まれていたり非常 にロマンチックで美しいメロディーやリズムであふれています。少しもの哀しい感じがするんですがその中に、ほっとするような暖かさが感じられる音楽、そう いう所が秋という季節としっくりくるのかな。

中でもピアノ協奏曲第2番も聴きどころ満載の名曲です。
冒頭のホルンによる短いやわらかなフレーズにピアノのアルペジオがのってくる序奏部から、パワー全開のオケとピアノがグングン展開していく第1楽章。
ドラマの急展開を思わせるような何か不安定なそれでいてロマンチックなメロディがとても印象的 な第2楽章。チェロの叙情的なメロディで始まる美しい第3楽章等々。
僕が初めてこの曲を聴いたのは、バックハウスというピアニストによる、これも超名盤といわれるものでしたが、このポリーニ盤の方が好きです。
詳しいことはよくわからないのですが、大雑把に言ってしまうとグルーヴ感がとても気持ちいいです。ブラームスの音楽って他の作曲家にはない独特のリズム、シンコペーションがあると思うんです。

今年もiPodで電車の中、外の雑音がうるさかろうがなんだろうが聴くんだろうな。

林哲司とJapanese AOR~杉山清貴&OMEGA TRIBE

1980年代、僕がまだ中学生の頃、日本の歌謡曲はいわゆるフォーク系の人たちと、少しだけ洋楽テイストのはいったニューミュージックといわれるジャンルがほとんどだった。
そんな中、とても衝撃的だった人たち、それが杉山清貴&OMEGA TRIBEだった。
バンドという形をとりながらも作・編曲家とアーティスト(実演)が別、というスタイルで当時は結構多かったが、そういう中でもアルバム、サウンドコンセプトがズバ抜けて洗練されていた。
もちろん、この人たちはそれが狙いでそういうスタイルをとっていたわけだ。
作編曲を手がけていたのがヒットメーカー林哲司氏。
アメリカでの音楽活動から帰国後、上田正樹の「悲しい色やね」とか中森明菜の「北ウィング」、菊池桃子などあげればきりがないほどの作品を手がけていた超売れっ子の作曲家だ。
他の作曲家やアレンジャーが創る音とは明らかに違い、その洗練されたサウンドは聴けばすぐわかるというぐらい目立っていた。
あと、非常に多作家で年間に数百曲創っていた時期もあるようで、あの曲に似ているだとか、超有名曲のパクリじゃないか、などといろいろ言われたりする曲も結構ありました。
でもサウンドはシカゴばりのホーンセクションにチョッパーベース、ちょっと軽めのキラキラしたRhodesピアノ、つややかなストリングス、厚みのあるスネア、タムの音。
どれをとっても完璧なサウンド、アレンジ、レコーディング。
当時の音楽雑誌で彼らのサウンドをはニューミュージック+フューションなんて表現をしてたっけな。
6th、9th、11th、や分数コードなど当時の歌謡曲には出てこないテンションコードを多様したちょっと大人なサウンドが新鮮だった。
特に-5(フラットファイブ)というコードは胸にキュンとくる切ない感じで、多用されていた。

ここ何年かで元祖シティーポップとかJapanese AORなどと一部で再評価されてますね。
洋楽テイストを持ち込んだ作編曲家は他にもたくさんいるけれど、80年代の日本の歌謡曲の大きな流れはやっぱこの人なくしては語れないんじゃないかと僕は思うんですが。
で、この杉山清貴&OMEGA TRIBEの「River’s Island」というアルバム、僕の中ではこれが最高傑作ではないかと思います。
この後の、「NEVER ENDING SUMMER」というアルバムもよかったですけど。
当時、中学生だった僕に、音楽の気持ち良さを教えてくれた大切な1枚。

メトロノームを購入

練習中、リズムが悪く、弾いているとどんどん早くなっていくのがわかる。
ということでメトロノームを購入。
ついでにチューナーもと思い、一緒になっているタイプのものにする。
音をひろうピックアップ(洗濯バサミみたいなやつ)も。
いつもは音叉を膝で打って「ポーン」と鳴った音に合わせ5弦のAの音からチューニングしていた。
これが基本だけど、今日はこの方法で合わせた後にチューナーでチェックしてみることに。

だいたい予想はしていたが、約半音低くチューニングされてしまっていることがわかる。
6本の弦、全てがだ。結構ショック。
まあ特に音楽の教育を受けて育った訳でもなし、常に楽器をやってきたわけでもなし当然と言えば当然の結果。なんか暗い気分になってしまったが、気を取り直して練習。

独学ってのもいいんですけど、やっぱ客観的に聴くってことが重要だと気がつき、今はボサノヴァのプロの先生のレッスンを受けています。
昔ベースを弾いていたので変な手癖があったり、自分では気がつかない事がわかります。
右手も左手のコードの押さえ方も、全然違うんですね。
やっぱその道のプロの方って凄いなあと、思いました。

ELIS REGINA / IN LONDON

エリス・レジーナ
エリス・レジーナ・イン・ロンドン

ブラジル音楽史上最高の歌姫といわれるエリス・ヘジーナの「イン・ロンドン」(1969年)。
昨年、我家で爆発的にヒット、超パワープレイとなった一枚。
1曲目から、いきなりエリスの劈くようなヴォーカルでパワー全開。
このアルバムのライブのような独特の気持ち良さは、ヨーロッパツアー中のロンドンにてツアーメンバーとロンドンで編成されたオーケストラがわずか2日間で行ったセッション録音ということに起因している。
アップテンポのR&B系の曲ではベースとドラムがグリグリのグルーヴを産み出しているし、それをひっかきまわすかのようにエリスは楽しそうに歌っているのがとても印象的。
エリスのこの異様なまでに力強く激しいヴォーカルとアントニオ・アドルフォ、ホベルト・メネスカルをはじめとする強力なバックがスリリングな音楽を展開している。
バックのオーケストラも決して邪魔する事なくカラフルに、よりハッピーなサウンドへとサポートしている。
1曲目から最後まであっという間の33分。
後半のA.C.ジョビンやR.メネスカルのボサノヴァ曲のカバーもまたいい。
本当に良く聴いたな。
休日の朝食事の準備をする前に、
けだるい朝、雨降りのジメジメした日。
そんな日にこれをかけると部屋の空気感が一気に変わる。
そして気分が高揚してくるのがわかる、薬のような一枚。

GAROTA DE IAPNEMA(イパネマの娘)

ボサノヴァ・ギターの練習。
「SO DANCO SAMBA」の6つのコード、バッキングがだいぶ慣れてきた。
ということで次の曲は「GAROTA DE IPANEMA」(イパネマの娘)へ進む。
ボサノヴァの代表曲なのでこれが弾けるようになったらかなり嬉しい。
コードは6,9とか13とほとんど同じだが、-13と-9の2つの新しいコードがでてきた。
複雑なコードだが押さえ方をだいぶおぼえてきたせいか、わりとスムーズに押さえられる。
でも、まだまだ全然ダメ。音はビビる所(鳴りそこない)が多数あるし、なによりもあのボサノヴァ独特のノリ、これを出せるようになるには時間がかかりそうだな。
ってまだ始めたばかりか・・。
でも楽しい。
6,9thとかフラット9thのコードって響きが気持ちいい。
JazzyなんだけどJazzほど小難しくないし。
こんな楽しいなら何でもっと早く始めてなかったんだろう?って最近思う。

ああ、夏が終わる・・夏が・・。

マリオ・カストロ・ネヴィス
Stop, Look & Listen

今年の夏ももう終わる。朝晩だいぶ涼しくなってきました。
今年の夏、僕のiPod君の中で大活躍の一枚、マリオ・カストロ・ネヴィス「Stop,Look &Listen」。
これ本当に良く聴きました。CDショップの試聴機で聴いて、全身の毛穴が開く感じ(鳥肌がたつという普通の表現もあるが)の一枚に久しぶりに出会ったという感じで、即買い即iPodに入れて次の日、家を出た瞬間から聴いてた。
僕はマリオ・カストロ・ネヴィスのというアーティストをこのアルバムで知ったんだが、60年代から活躍している作曲家、アレンジャー、キーボードプレイヤーでブラジル、ヨーロッパ、カナダなどで活動していた人らしい。
このアルバム、1977年の作品で音的にはズバリ「ルパン」!
まさに70年代の大野雄二的な世界かな・・。
全編Rhodes Pianoはもちろん、フルート、サックス、トランペット等のホーンセクション、
グルーヴィーなBassとドラムにパーカス。その上に涼しげな女性ボーカルがのっかる。
「ルパン三世」のラブスコールとか愛のテーマとか、あんな感じ。
暑い夏にぴったりの一枚。夏の終わりにもしっくりくる一枚。
ああ、夏が終わる・・夏が・・。

ヴィラ=ロボスのピアノ協奏曲全集


ロボス:ピアノ協奏曲全集

クリスティーナ・オルティス(pf)
ミゲル・ゴメス・マルティネス(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

ブラジルの大作曲家エイトール・ヴィラ=ロボス(1887-1959)のピアノ協奏曲。
ヴィラ=ロボスといえば「ブラジル風バッハ」だけど、ピアノ協奏曲もまたいい。
ブラジルの雄大な大地を思わせるダイナミックで野性的なピアノパートとオーケストレーション、それに哀愁を帯びたピアノの美しいメロディが次から次へと現れる。
今のところお気に入りは「第5番」。
短い前奏のあといきなりピアノが憂いを含んだ甘美な旋律を奏でる。
現代的な響きのオーケストラパートも面白いし、バリバリと割って吹くロイヤル・フィルの金管群の音も気持ちいい。

僕が初めてボサノヴァと出会った頃

僕がボサノヴァに初めて出会った頃に買ったアルバムの一枚。
アントニオ・カルロス・ジョビンの作品集。
ブラジルのエレンコレーベルの音源が初めてCD化されたのか、ライナーにはエレンコの創始者アロイージオ・ヂ・オリヴェイラのコメントが入っている。日付は1990年5月30日となっている。
ボサノヴァ誕生から当時のタイミングで既に32年経過しているが、あれから更に15年たったんだなあと、久しぶりに聴きながら思う。
内容はヴァーヴ盤USA録音の「Antonio Carlos Jobim/THE COMPOSER OF DESAFINADO,PLAYS」の中からとエレンコ音源がチョイスされて収録されている。
ジョビンの軽やかなピアノとブラジルのウェットな空気を感じさせる(行ったことないからあくまでも僕の中のブラジルのイメージ)ストリングスを中心としたオーケストラアレンジ。
えっ!そんなに!?ってくらいためて入ってくるオーケストラのオブリガードがあったり、僕にとって衝撃的な一枚に。

日々練習あるのみ

1ヶ月ぐらい前にクラシックギターを購入!
念願のボサノヴァ・ギターの練習を始める。今までに経験した楽器はベースにアコギ、キーボードを少し。全て我流。だからほぼ初心者。
クラシックギターってネックが太い。
しかもボサノヴァのコードって6,9だの13だのってテンションノートが多くって複雑だからおさえるのも結構大変。
現在アントニオ・カルロス・ジョビンの”SO DANCO SAMBA”を練習中。
でも、やっぱこのコードの響きとリズムって最高だなと。

ジョアン・ジルベルト、3度目の来日公演

いよいよ昨日11月4日より、ジョアン・ジルベルト3度目の来日公演がはじまった!
昨日は家人の知り合いが、地方から今回の公演を聴くために我が家に来ていた。
で、昨日ミラクルシートでしかも1列目で聴いてきたそうだ。

例によって約1時間遅れでスタート、約30曲を2時間かけて歌った。
開演直前、ステージにはまだセッティングがされておらず、
ジョアン到着後に椅子がでてきてマイクのセッティングが行われたそう。
ってことは会場でリハをやっていないということ・・!?
3度目の来日でジョアンも日本のスタッフをすっかり信頼しきっているということなのかな。

アンコールでは、ジョアンにしては珍しく笑顔で客席を見ながら歌うなんて場面もあったそう。
あと初日ならではの緊張感がなんともいえずよかったとも。

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