アルメニア・フィルハーモニー管弦楽団 演奏会


11月22日(土)東京オペラシティ タケミツメモリアル

ハチャトゥリアン
バレエ音楽「ガイーヌ」アイシャの目覚めと踊り、レズギンカなど
チャイコフスキー
ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35

リムスキー=コルサコフ
交響組曲『シェヘラザード」作品35
(アンコール)
ボロディン
歌劇「イーゴリ公」〜だったん人の踊り(後半のみ)

管弦楽:アルメニア・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァイオリン:カトリーヌ・マヌーキアン
指揮:エドゥアルド・トプチャン

アルメニア・フィルハーモニー管弦楽団、初来日!
もう何年も前になるが、奇才ロリス・チェクナヴォリアンが指揮するこのアルメニア・フィルによる「ガイーヌ」のCDを聴いた時のショックはすごかった。
自国アルメニアの作曲家ハチャトゥリアンを自信いっぱいに演奏していた。
中でも「レズギンカ」なんかこれ以上考えられないっていうくらいに熱く激しい演奏だった。
といってこういうことを書くのもなんだが、そのイメージで今回の公演に足を運んだ人はまるで別の団体なのではないか?と思うぐらいの違いにびっくりしたんじゃないだろうか・・。
何を隠そう僕自身そういう風に感じたわけですごく期待をしていたのでとっても残念でした。

演奏自体とても立派でしたし会場はとても盛り上がっていた。
周りのお客さんだってとても満足げでした。
僕が勝手にイメージをして変な期待をしてしまったのかもしれません。
やっぱりチェクナヴォリアンは奇才といわれるだけあって、そういう指揮者が振るとオケもそういう音になる!という典型的なかたちだったのでしょう。
それからトプチャンという指揮者の音楽の創り方がとても洗練された現代的なものなのだ、とも感じました。
あとパンフレットを見てびっくりしたのですがものすごく過密な公演スケジュール!
招聘先の光藍社という会社の公演はわりといつもそうですが17日間に15公演と2日しかお休みがないんですね。
本日の公演が14公演目。かなりお疲れなのでしょうね。

マヌーキアンのチャイコフスキーのコンチェルトは面白かったです。
ゆっくりめのテンポでじっくり歌い込んでいく感じ。
フレージングやテンポの揺らし方なんかが独特で今までに聴いたことのないタイプの演奏でした。
いつも気にしているホルンですが、ほとんどビブラートなし。
「シェヘラザード」の第3楽章の終わり辺りでのフレージングにちょっとだけなまり(アルメニアなまり?)のようなものを感じただけ。
あとは響かない「ジャリーン」という音がするシンバル、素敵でした。

そんな感じかな・・僕個人的には残念・・。

Clube da Esquina(街角クラブ)

1970年代からブラジルのミナス出身のアーティストが中心になって活動をしていた音楽集団、Clube da Esquina(クルビ・ダ・エスキーナ)が1972年に発表したアルバム「Clube da Esquina」。
ミルトン・ナシメントとロー・ボルジスらが中心にミナスのミュージシャンが参加。
先日、僕のギターの先生に教えていただいたトニーニョ・オルタの1stアルバムがすごく良かったことをお伝えしたら、『それならこの「Clube da Esquina」も是非』とすすめてくださった。

とにかくメロディーが美しい!
おおらかで明るいが、時に切なく、時に厳粛なムードが漂う。
ミナス(正確にはミナス・ジェライス州)はブラジルの南東部に位置するが、元々その地に暮らしていたインディオとアフリカなど様々な地域から移住した人々の文化が複雑に混じり合っている地域らしい。
洗練されたハーモニーの中にある何ともいえない「土臭さ」「浮遊感」は独特だ。
音楽全体の中に漂う包み込むようなやさしい空気がほっとした気持ちにさせてくれる。
疲れた時に何も考えずにこのアルバムに耳を傾けるとなんか気持ちが安らぐ。

1972年発表のこの「Clube da Esquina」には続編があって、1978年発表の「Clube da Esquina 2」がある。
今回、ブラジルEMIからリイシューされた「Clube da Esquina 1&2」3枚組のセットを購入。
「Clube da Esquina 2」の内容もこれまた濃い。
時間をかけてゆっくり聴きたい。ただ聞き流してしまうのはもったいない気がするから。

ジョアン・ジルベルト 横浜公演は中止

11月3日の横浜公演は中止なんですって。
あれだけのパフォーマンスを3日連続でというのは、
普通に考えても大変ですよね。

ジョアンが無事に日本に来られて
12月の公演が大成功しますように!

【オフィシャル・サイト】
http://www.joao-concert.jp/

『ジョアン・ジルベルト』東京公演 延期

本日お昼過ぎにイープラスから
「【重要】e+より『ジョアン・ジルベルト』東京公演 延期のお知らせ」というメールが届いていた!
すごくビックリしたのですが、
「親愛なる日本のファンの皆様には、万全のコンディションで、最高の演奏をお届けしなければならない。」とのジョアン・ジルベルト本人の意向を尊重し、公演延期となった模様。
ということは今ジョアンは「万全のコンディション」ではない状況だということで、ちょっと心配。
でも振替公演がすぐ翌月の12/13(土)、12/14(日)に行われるとのこと。
僕のチケットは11/2(日)の公演のものなので12/14(日)に振替となる。
無事に来日されて元気なジョアンが見られることを祈りたいですね。

このメールの中では11/3(祝)の横浜公演に関しては何も触れられていないのですが、どうなるのか気になるところ・・。

Terra Dos Passaros / Toninho Horta(トニーニョ・オルタ1st)

トニーニョ・オルタ。
ブラジル、ミナス出身のギタリスト、ヴォーカリスト、コンポーザー。
つい先日まで来日していたみたいです。
このテーハ・ドス・パッサーロスはトニーニョ・オルタが1979年に発表した1stアルバムで長らく廃盤になっていたものがブラジル本国でリイシューされたもの。
僕のギターの先生が「トニーニョ・オルタの1st再発されましたね!すごくいいですよ」と教えてくださったのがきっかけで購入。
聴いてみて、かなりハマりました。(これ以外にも最近のアルバムも購入。)
この人の音楽独特の浮遊感とコード感、そしてグルーヴ感がとても気持ちいい。
それから少しかすれた鼻にかかった声で歌うスキャットも最高。
79年作品ということもありFender Rhodes Electoric Pianoが大活躍しており音づくりも僕的にはめちゃくちゃツボ、ですな。

そして、それが風であることを知った / 武満徹

武満徹(1930-1996)。現代音楽における日本を代表する作曲家。
僕は、いわゆる現代音楽が苦手だ。しかし現代音楽的なものはわりかし好きだったりする。
オネゲルやショスタコーヴィチのような調性感のなさには心地よささえ感じる。
で、武満徹はずっと避けてきたような感じがする。
多分、初期の作品「ノヴェンバー・ステップス」あたりを聴いたショックが大きすぎたのかもしれない。

しばらく前にNaxosレーベルから出た武満徹の「そして、それが風であることを知った」は何故だか気になって購入したのだが、1、2回聴いてそのまま棚にしまい込んでしまった。
だが先日図書館のCDライブラリーで見かけた「武満徹 響きの海 室内楽全集」の中の「そして、それが風であることを知った」を聴いて、この響きの美しさと無調の音の世界に引き込まれた。

フルート、ヴィオラ、ハープによる15分程の曲で1992年に作曲された作品なので後期の作品だ。
フランス印象派の作曲家ドビュッシーを思わせる和声の美しさもさることながら個々の楽器の掛け合いが絶妙だ。
このアルバムには「海へ」というアルト・フルートとハープによる曲も収録されているのだが、こちらも美しい曲だ。
さらには「すべては薄明のなかで ―ギターのための4つの小品―」というクラシック・ギターのための作品がある。
今の僕にはスペインの作曲家やブラジルのヴィラ=ロボスのギター作品に対して少し抵抗があるのだが、この武満徹によるギター作品はすんなりと聴くことができた。
これも新しい発見。いろいろ聴いてみるものですね。

A Resposta (The Ansewer)/Marcos Valle

マルコス・ヴァーリのヘスポスタに挑戦。
この曲は有名なアルバム”SAMBA’68″の1曲目に収録されていて”♪チュルルルル〜”で始まる最初のスキャットがとっても素敵。そこでは英語で歌われているのだが僕はオリジナルのポルトガル語で。

マルコス・ヴァーリの曲は僕にとってはちょっとキイが高めの曲が多いのだが、この曲はオリジナルでもいけそうな感じ。だが途中やや危険な箇所があるので1度下げでコードチェンジ。
ギターの場合フレットをひとつ下げるだけの部分もあるが1-2フレット辺りのコードは下が足りなくなるので別の運指に置き換える必要があり結構大変だ。だけどこれが結構勉強にもなる。
いわゆる代理コードというやつでコード自体を近い響きのものに置き換えたり。

あと弾き方を少し変えてみる。
ちょっと短めに弾んでみたり、レガート気味に弾いてみたり、強弱をつけてみたり。
表情をつけるのはその人のセンスが出る部分だからとても重要だ。

SAMBA’68

ESTE SEU OLHAR/Tom Jobim

8月も今日で終わり。
ここのところ雨続き。それも急にとてつもない量の雨が一度に降る。
これも地球温暖化の影響なのか?

最近更新が月1ペース。とりあえずボサノヴァ・ギター記事の更新を。
前回の「ジェット機のサンバ」で苦戦、発表会の「百合の花」での大トチリとちょっと急がしめだったのでゆったりした曲をということで「ESTE SEU OLHAR」に挑戦。

ゆったりめの曲はコードのボイシングの正確さが求められる。
鳴っていない音があるとカッコ悪い。
なのでついつい指に力が入ってしまう。
変に力が入ってしまって腱鞘炎にでもなってしまったら大変だ。

そうならないためにも指の形と腕の位置などに注意しながら弾く。
一番大事なのは耳で鳴っているコードの音をよく聴くこと。
鳴っていない音があったら指のポジションを確認。
反復練習をすること。

オーケストラ・ダヴァーイ 第2回演奏会

2008年7月27日(日)13:30開演
ティアラこうとう大ホール

ハチャトゥリアン
バレエ音楽「ガイーヌ」~ボリショイ劇場版からの抜粋

ラフマニノフ
交響曲第2番ホ短調作品27

管弦楽:オーケストラ・ダヴァーイ
指揮:森口真司

オーケストラ・ダヴァーイの演奏会に行ってきた。
このオーケストラはロシア好きの方々が集まって作ったオーケストラなのだそう。
プログラムもロシア圏の音楽だけを取り上げて演奏するとのこと。
僕のブラウザのお気に入りに入っているショスタコヴィッチのサイトで告知を見たのがきっかけなのだが「ガイーヌ」しかもボリショイ劇場板からたくさん抜粋ということで、これは聴きに行かなきゃ!ということで出かけた。

前半のハチャトゥリアンから超ハイテンションな演奏!
「ガイーヌ」といえば民族色豊かなメロディとリズムが満載。
特に打楽器が大活躍する音楽なのだが、ダヴァーイの打楽器群は凄かった!
やっぱり「レズギンカ」の話になってしまうのだが、スネアのリムショット、アクセントの付け方が素晴らしかった。冒頭部分ではティンパニも一緒に叩くという、演奏方法をしていた。
フェドセーエフ&モスクワ放送響以来の実演。感動した。
打楽器の音で弦楽、時には金管までかき消すこのバランス感覚はまさにロシアオケ!
ハチャトゥリアン独特の凶暴な劈くような和音やハチャメチャな感じ、あと不思議な形をした鐘の音もすごくハチャトゥリアンな感じでよかった。

後半のラフマニノフも堂々とした素晴らしい演奏だった。
こちらは、スヴェトラーノフ&ロシア国立響以来の実演(あんまり演奏会に行けてないので)
この曲はもこもこしたまるっこい感じの演奏が多いように感じるのだが、ダヴァーイは鳴らすところはきっちり鳴らすといった見通しの良い演奏だったと思う。
すごく好きなタイプの演奏だった。
僕のような素人がいうのもなんだが、演奏レベルが非常に高い団体だと思った。
しかも各パートの音に主張のようなものを感じる。
オケの音にはっとさせられる瞬間があるのだ。

すっかりオーケストラ・ダヴァーイのファンになってしまった感じ。
アンコールで再び「レズギンカ」。
最後の最後ということでオケの皆さんも全ての力を出し切るといった感じの凄まじい演奏。
前半の演奏よりも数倍のパワーを感じた。
このあたりもまさに「ロシアオケ」的ですごくいい。

次回のプログラムはショスタコの8番だそう。
楽しみだ。

ジョアン・ジルベルト、4度目の来日公演決定!!


ボサノヴァ誕生50周年の今年、
ジョアン・ジルベルト、4度目の来日公演が決定した!!
また、あの声とギターを聴く事ができるなんて、なんて幸せなことだろう・・。

2008年11月1日(土)15:00open/16:00start
2008年11月2日(日)15:00open/16:00start
東京国際フォーラム ホールA

2008年11月3日(月・祝)15:00open/16:00start
パシフィコ横浜 国立大ホール

チケット発売が待ち遠しい。
良い席が取れますように・・!

ディスクガレージ
http://www.diskgarage.com/artist/01087.html

イープラス
08/7/9(水)12:00~08/7/13(日)18:00 プレオーダー受付←間違っていました。すみません。。
08/7/17(木)12:00~08/7/24(木)18:00プレオーダー受付

※追記(7/15)
08/7/9(水)12:00~08/7/13(日)18:00←これ間違ってませんでした。
先行プレオーダーでした。うちの家人にはメールがきておりました。

で、申し込んでS席が買えたのですが、
「席番号はチケット券面でご確認ください。」とのこと。
で、そのチケットは、
「公演日1週間前頃のお届けとなります。」だって。

なんで?いつもこんなんだっけ?
こういう発券のしかたをする公演が時々あるのですが、
発券すると転売したりする人がいるから・・?
なんだかなあ・・・。

発表会2

ボサノヴァ教室の発表会に参加した。
今回で2度目。
前回はカエターノ・ヴェローゾの「Coracao Vagabundo」をやった。
今回はジャヴァンの「Flor de Lis」。
曲が格段に難しくなったのと、練習中によくストップしてしまうのが気になっていたが、まあ頑張ってみようということでチャレンジした。

で、結果はというと惨敗・・だった。
指が思うように動かず、コードは飛ばしてしまうし、最初は止まりそうになってもこらえてこらえて頑張ったが、途中でついに修復不可能の状態に・・。
2コーラス目はなんとか歌いきったけど、やっぱり緊張をしているのでいつもの半分の力も出せない。
人前で楽器を弾く、歌をうたうということは本当に難しいことなんだなと痛感した。
あと、練習不足、もっといえば集中力も不足していたのかなとも思った。

「頭の中が真っ白になる」ってよく言うけどまさにそれ。
本当に恐ろしい瞬間。
次回はこんなことにならないように準備しないと・・。
「ステージは慣れだよ」なんてそんな甘いもんでもなさそう。
昨日の事を思い出すだけでも恐ろしい。。

でもとてもアットホームな雰囲気の発表会で、こんな僕でもまた頑張ってみようなんて思える。
とても親切丁寧に教えてくださる先生にも教室の皆さんにも感謝!!

ジェット機のサンバ(SAMBA DO AVIAO)


アントニオ・カルロス・ジョビンのジェット機のサンバに挑戦。
ジョビンがブラジルの航空会社VARIG(ヴァリグ)のCMのために書いた曲。
機上からリオヂジャネイロの街、コルコヴァードの丘、グワナバラ湾を見下ろしながら故郷に帰ってきた喜びの気持ちがうたわれる美しい曲。

さらっとシンプルな曲に聴こえるのだが思った以上に難しい。
この辺りからいわゆるボサノヴァの難しさとの戦いが始まるのか・・。
苦手なコードと運指の連続で苦戦。
しかし例によってとても気持ちのよいコード進行。
これを克服すれば少しレベルアップできるのかな。。

オネゲル/交響曲第3番「典礼風」

フランス生まれのスイス人の作曲家アルチュール・オネゲル(1892-1955)の交響曲第3番「典礼風」。
今、この曲にハマっている。
きっかけは「Mravinsky in Moscow 1965」に収録されていたのを初めて聴いて。
いわゆる「現代音楽」的で調性もあいまいな感じの音楽なのだが、和音の積み方やリズムが特徴的で音楽の展開も早いのでぐいぐいと音の世界に引き込まれる。

第二次世界大戦の直後の1946年にスイスのヘルヴェチア教会のために書かれた曲。
第1楽章「怒りの日」、第2楽章「深き淵より叫ぶ」、第3楽章「我らに平和を与え給え」とカトリックの典礼文のタイトルが付けられている。
キリスト教のことは全く知識がないのでよくわからないが、オネゲルは
「私がこの交響曲の中で表現したかったのは近年我々を悩ませた野蛮性、愚かさ、苦しみ、機械化と官僚主義の流れの中に生きる現代人の姿である。」と言っている。
この曲を初めて聴いたときにチャールズ・チャップリンの映画「モダン・タイムス」のオヴァーチュアを思い出したのだが、映画のテーマは非常に近いんじゃないだろうか。
第1楽章「怒りの日」では 神の怒りに直面した男性の恐怖、第2楽章の「深き淵より叫ぶ」では神に見捨てられ悲嘆した男の瞑想、祈り、第3楽章「我らに平和を与え給え」では近代化の野蛮性と愚かさの高まり、犠牲者の反乱と解放、そして平和(=永眠)といった内容だろうか。

第1楽章では最初から異様な緊張感。
劈くような金管楽器の不協和音、それも何となくMid-centuryな近現代的な響きのする和音の積み方。
オネゲルならでは?の蒸気機関車の走るようなザクザクした弦楽部。
吠えるようなフラッターホルン。
音が完全に怒っている。まさに「怒りの日」だ。
続く第2楽章は美しく安らぎに満ちたアダージョ。
第3楽章は不気味なマーチで始まる。ホルンによる何が諦めたようなテーマが繰り返されながら徐々に高まっていく。
そして金管楽器の不協和音によるファンファーレが3度繰り返された後、静かな美しいアダージョに。
鳥のさえずりとともに天にでも昇っていくかのように静かに終わる。。
全3楽章、約30分弱の曲だがどの楽章も飽きるところがない。
ドラマチックなというと何か安っぽい感じがするが音楽の展開の仕方や音響的にもとても面白い。

ムラヴィンスキーの演奏がすごい。
恐ろしいほどの緊張感漂うライヴ録音だ。
ライヴとは思えないほどのレニングラード・フィルの緻密なアンサンブルにも驚く。
ガリガリと弾き込む分厚い弦楽がすごい。
これでもかとバリバリ割りまくって吹くブラスは 、まさにロシアン・ブラス炸裂なのだがこの曲にはとても合っている。ロシアン・ビブラートも悪くない。

演奏会で演奏される機会は少ないのだろうか・・?
今、こんな時代だからこそ、もっと演奏されるべき楽曲なのではないだろうか・・?
是非一度、ライヴを聴いてみたい曲だ。

Flor de Lis(百合の花)/ Djavan

ジャヴァンのデビューアルバムの1曲目のFlor de Lis(百合の花)に挑戦。
すごくメロディがきれいでバックも軽やかなフェンダー・ローズ・エレピとギターのカッティングが気持ちのよい大好きな曲だ。
タイトルは「Flor de Lis」は邦題が「百合の花」って訳されているけど歌詞の内容は「神様お救いください・・僕らの愛は終わってしまった・・百合の根のように固くはなかったんだ・・」というような感じの結構救いのない内容・・。
でも唯々甘い愛の歌でないところが僕は結構好きだったりする。

実際歌ってみるとすごく音域の広い曲でキイを下げないと歌えない事がわかった。
Cの曲なのだがAまで落としてやっと何とかなりそうな感じ。
これ以上落とすと曲調が変わりすぎてしまうのでということでAのキイで挑戦。
ギターを弾いてみるとコードの感じがとても気持ちいい。
前半部分から後半へ向かってウネウネと続いていくコードがサビの部分でパーンと解放される感じがたまらなく気持ちいい。
さて、がんばって練習しよう。

バート・バカラック来日!

また神様がやってくる!
今度はポップス界の神様、バート・バカラックだ。
今週末の2月16(土)、17日(金)が東京、20日が神奈川、22日が大阪。
わりと最近まで知らなかった。話題になっているのかな?
なのでチケットをまだ購入していないし、チケット代が僕にとってはちょっと高額なのでどうしようか迷っているところ。
絶対に行きたいんだけれども・・。

Samba de Uma Nota So(ワン・ノート・サンバ)/Tom Jobim

ボサッとしていたら1月ももう終わり。
更新をずっとさぼっていて今年初めての更新。
遅れましたが、皆様、本年も宜しくお願いいたします!

というわけで今年初めてのボサノヴァ・レッスン。
今回の曲はジョビンのSamba de Uma Nota So(ワン・ノート・サンバ)。
実はこの前にはInsensatezを弾いたが日記には書いてない。
ホントにダメだな、年末に風邪をひいたりしていたしダラシない・・。

ある程度のとこまできて全然進歩しない、むしろ下手になっていくような気さえする。
正確にコードを押さえるという課題もあったが、やっぱり毎日ギターを触ることが大事だなと感じる。
毎日弾くなんて仕事もあるし無理なんだけれど、週に1日ぐらいはじっくり時間をとりたい。

で、ワン・ノート・サンバはギターパートはそれ程難しくないのだが、歌がとにかく早口。
引き語ろうとすると全然弾けないし歌えなくなる。
なので歌だけ歌おうにもうまく歌えない。
カンが悪いのか何度やっても字余りみたいに歌詞が余ってしまったり・・。
ちょっとイライラしてくるんだが、まあのんびりね。

今年もあと1日


毎年同じことを書いていると思うのだが、1年ってほんとにあっという間。
だらだら過ごしていると何もしないまま月日がどんどん経過してしまう。
今年はボサノヴァの月1回レッスンを維持するのに精一杯だった。
来年こそはずっと休止状態だった自分の音楽創りを再開させたいと思い、今日掃除をしながらなんとなく作業スペースを整理してみた。(上の写真)

10年以上前に購入した古いキーボード中心に音源とMacBook、そしてついこの間購入したMbox2。
いわゆるMIDIを使用した打ち込みベーストラックの制作はそれこそ学生時代からやっていたが、最近全然やっていないのでリハビリが必要。
MIDIソフトは今までのDigital Performer(Performer)からProToolsLEのMIDI機能へ移行してみようかと考えている。
しばらく触っていなかったら設定やら何やらで時間がかかりそうだから。

マイクは知人のスーパーエンジニアもっち氏にガット・ギターの録音ならSM57が1本あると便利ということで購入。
あとは徐々にそろえながらという感じ。すごくシンプルな機材だがそれさえ使いこなせるか不安。
まずはここから再スタート。

来年はいろんな意味で充実した1年にしたいと思う。

皆様本年度中はいろいろとお世話になりました。
来年も宜しくお願いいたします。

レニングラード国立歌劇場/ボロディン:歌劇「イーゴリ公」

12月13日(木)18:30開演
東京文化会館

ボロディン:
歌劇「イーゴリ公」(全2幕5場)

イーゴリ公   アレクサンドル・ネナドフスキー
ヤロスラーヴナ オクサーナ・クラマレワ
コンチャック汗 カレン・アコポフ
ガリツキー公  アレクサンドル・マトヴェーエフ
ウラジミール  ドミトリー・カルポフ
コンチャコヴナ ナタリア・ヤルホワ 他

管弦楽:サンクトペテルブルク国立歌劇場管弦楽団
合唱 :サンクトペテルブルク国立歌劇場合唱団
バレエ:サンクトペテルブルク国立歌劇場バレエ団
(正式名称:サンクトペテルブルク国立アカデミー・ムソルグスキー記念ミハイロフスキー・オペラ・バレエ劇場)
指揮 :アンドレイ・アニハーノフ

毎年年末に来日公演をしているレニングラード国立歌劇場によるロシア・オペラ、ボロディンの歌劇「イーゴリ公」を観てきた。
いつもはバレエ公演やオーケストラの単独公演がメインだったかな。
昨年11月にここのオーケストラ公演を聴いているが、とても素晴らしかった。
今回はオペラということでこのオケの本業のお仕事が聴けるということで楽しみにしていた。

ボロディンの歌劇「イーゴリ公」といえば、今もJR東海のCMソングにも使われている「ダッタン人(プロヴェッツ人)の踊り」が有名。
舞台は11世紀の中央アジアでイーゴリ公と遊牧民族プロヴェッツ人の英雄叙事詩がもとになっているから非常に民族色豊か。
だから音楽も東洋的なエキゾチックなメロディが満載なのだ。

公演にむけて1969年録音のエルムレルのボリショイ劇場全曲盤とナクソスのクチャルのハイライト盤のCDで予習をしていった。
が、これは何も聴かずにいっても充分に楽しめたんじゃないかと思うほど素晴らしかった!
毎回ライヴにいって思うことだが生の演奏は別もの。
音の奥行きというかレンジの大きさは比較にならない。
更にオペラは通常のオーケストラ+ソリスト+大合唱でドラマ仕立てだから、すごいことになる。
おまけに今回はバレエ付きだ。
やっぱりこの「イーゴリ公」の目玉は「ダッタン人(プロヴェッツ人)の踊り」だった。
民族衣装を纏いノスタルジックなメロディを歌う女性コーラス、槍を突き上げながら力強く声を張る男性コーラス、リズミカルな音楽に合わせ、剣を振り回しながらぐるぐるとまわったり飛び跳ねたりと、踊り狂う男性バレエ。
アニハーノフ指揮によるオーケストラも今回はすごかった。
特に打楽器群が大暴れ!ロシアン・パワー炸裂で大盛り上がりだった。

このオペラは全4幕あるらしいのだが、今回は全2幕の5場という構成になっていた。
第3幕がカットされることが多いらしいが今回は更にカットされているようだ。
どこがどうとかは全然わからんが、充分に楽しむことができた。

来年、同じサンクトペテルブルクのゲルギエフ/マリンスキー劇場が「イーゴリ公」をやる。
そっちも観たいなと思ったのだが、チケットが恐ろしく高くて手が出ない・・(泣)
S席5万、D席でも2.2万だと。なんでそんなに違うんだ。同じ街のオペラハウスなのに。

でも今回のレニングラード国立歌劇場の公演がお手頃な価格になっているのには訳がある。
もの凄い数の公演を全国でしかも毎年しているから、、、だよなあ。
こういう価格で楽しませてもらえるってことに感謝です。

井上道義/ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト~千秋楽

12月9日(日)15時開演
日比谷公会堂

ショスタコーヴィチ:
交響曲第8番ハ短調作品65
交響曲第15番イ長調作品141

管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
指揮:井上道義

先週に引き続き、日比谷公会堂ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクトへ。
本日はいよいよ最終日。
といっても僕は全8日のうち聴けたのは3日だけだったが・・。
赤字だからカンパをお願いといいつつも、全席3000円でこれだけのコンサートをやるってすごい。
こういう形で素晴らしい音楽を聴かせてもらえるのは、僕のような貧乏人にはすごくありがたいことだ。
普段のクラシック音楽もこれぐらいの価格で聴くことができたら、もっと気軽に楽しめるものになるのにね。

今日はゲストにまたすごい人が来ていた。
黒柳徹子さんだ。パンフレットを見るとショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト実行委員会の委員長になっている。いろいろ日比谷公会堂にまつわる面白いお話を聞かせていただけた。

今日の演奏も素晴らしかった。
正直いって僕は、ショスタコーヴィチの交響曲を全て聴き込んでいるわけではないので細々としたことは言えないのだが、それでも音楽の中にあるとてつもないパワーを感じることはできた。
CDやレコードでは感じることのできない実演ならではの音の波動を。
クラシックのコンサートで鳥肌がたったのは久しぶり。
それから今日は久しぶりにホルンのビブラートを聴くことができました!
オケは新日本フィル、日本のオーケストラですが、こまやかな美しいビブラート!
ブラヴォーでした。

この日比谷公会堂ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクトですっかり指揮者井上道義さんのファンになりました。
今のこの世知辛い世の中でも、こうして3000円でコンサートを実現できるんだ!という熱い気持ちが伝わってくるし、ついでに忘れられたこの昭和の遺産と もいうべき日比谷公会堂を再評価しちゃえ!ってのもすごいし、そして本題であるショスタコーヴィチの音楽を小難しいことは抜きに生で肌で感じよう!という こと、全てがリンクしあって成功していた。すごい!!

日比谷公会堂がこんなに素晴らしいホールだということも教えてもらえたし。
サントリーホールの安い席より全然聴きやすいし演奏者がよく見えるし楽しめる。
指揮者の井上さんもいっていたけど2階席にすわると特にいいみたい。
この会場でもっと多くコンサートが開催されることを望みたい。

天国からのメッセージ

ブログお友達のkaorumさんの「音温(ネオン)ビーム☆」 で「天国からのメッセージ」というのを紹介していたのでやってみました。
名前と性別と誕生年を入れてボタンをクリックするだけなんだけれど、なんか不思議な結果が・・。

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2007年の僕へ。
元気ですか?2007年ごろの自分のことを懐かしく思い出します。
僕は96歳で、つまり西暦2065年に、ちょっとした怪我が元で生涯を終えます。周りに迷惑かけてばっかりだったけど、楽しい人生でした。
だたひとつだけ過去の自分に、つまり今のあなたに伝えておきたい事があります。それは2008年の冬のこと、僕はなんとも説明のつかない事情で、ロシアの モスクア郊外にある小さな街にでかけることになります。振り返ってみると、それは人生の大きな分岐点でした。時がくればわかると思います。
最後にひと言、96年間生きてみて思ったのは「世の中たいがいの事は、やれば何とかなる」ってこと。
それでは、またいつか会いましょう。
残りの人生を存分にたのしんでください。
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・・・だって。

2008年の冬に「ロシアのモスクワ郊外にある小さな街」に出かける!?
ほんとうに?来年の冬じゃん。
って感じだけど、このブログでもロシア音楽に関してたくさん取り上げてるし、とても行ってみたい街だったりするわけで、なんかちょっと不思議な気持ちにさせてくれる楽しいサイトですね。

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