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亡き王女のためのパヴァーヌ/ラヴェル


亡き王女のためのパヴァーヌ/ラヴェル

パリ音楽院管弦楽団
ルシアン・テヴェ(コル)
アンドレ・クリュイタンス(指揮)

CDショップをフラフラしていてびっくりしたのだが、クリュイタンスのラヴェル管弦楽曲集が980円で売られていた。
しかも2枚組。ラ・ヴァルスもクープランもスペイン狂詩曲も入ってる。
そして亡き王女のためのパヴァーヌも。

このクリュイタンスの「亡き王女の~」は特別な印象がある。
まだ高校生ぐらいの頃、FMか何かで初めてこの演奏を聴いたとき、出だしのホルンソロの音色にとても驚いたのだ。
甘い音色にこまやかなやわらかいヴィブラート。
当時は全然知らなかったが、パリ音楽院管弦楽団に録音当時在籍していたルシアン・テヴェというホルン奏者の演奏なのだそうだ。
そうそう正確にはホルンではなくてcor(コル)(通常のバルブ式のホルンではなくピストン式の楽器)で演奏されているらしい。
少し明るめの音色に美しいヴィブラートはそのためか。
どうも僕はヴィブラートのかかったホルンの音色に弱いようだ。
大好きなロシア・オケのホルンのヴィブラートとはまた違ったおもむきなのだがすぐに反応してしまう。

その昔、フランスのオーケストラではホルンをコルで演奏していた時代があったらしい。
このCDが録音された1960年代にはまだ使用されていたということか?
そいういうお国柄みたいなものがどんどんなくなっていくのはホントに残念。

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