ハイ・ラマズの新譜が出た!
CDショップで試聴、即ノックアウトされレジへ直行。

THE HIGH LAMAS。1992年にショーン・オヘイガンが中心となって結成された、ポップ・グループ。
ここのところずっとブラジルものとクラシックばかり聴いていて前作アルバムもまだ未聴だが、それ以外は全て所有している大好きなアーティストだ。
ブライアン・ウィルソンの歴史的名盤「ペット・サウンズ」のサウンドにインスパイアされた楽曲が特徴的。
「ペット・サウンズ」のサウンドといえば、コード進行の気持ちよさ、ルートをひたすら避けるかのようなベースライン、弦楽器、木管楽器、金管楽器などオーケストラ楽器やビブラフォンなどの多用。
ハイ・ラマズのサウンドはそこへさらに電子楽器(といってもきわめてアナログ的な)をちりばめられたようなサウンド。
もちろんそれらサウンドはベースであって、その上にある音楽にはいろんなポップな要素が交じり合いハッピーでドリーミーな世界が広がっている。

ボキャブラリーに乏しい僕が言葉で説明するのは難しいが、いつものように言ってしまうと「とにかく気持ちいい」のである。
吉祥寺に向かう井の頭線の車窓ごしに思ったのだが、ゆっくりとした時間が流れている休日の公園の風景、住宅街の路地裏の風景なんかとも不思議とマッチするノスタルジックなサウンド。

ちょっと聴いた感じではソフトロック的なおだやかな音楽に聴こえるかもしれないが、スリリングで実験的なコード進行がとても楽しい。
難しいことは何も考えず、ただその音の世界に身も心も委ねる。
それが一番の楽しみ方かな。
これからの季節にぴったりの一枚。