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ブラームス/ピアノ協奏曲第2番変ロ長調作品83

マウリツィオ・ポリーニ(pf)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
クラウディオ・アバド(指揮)
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番

すっかり秋めいてきました。
ここ数年、秋になると必ず聴きたくなるのがブラームスの作品です。。
四季の中でも一番好きな季節です。夏が終わってちょっと寂しい感じですが、キンモクセイの花の香りがしてきたり、この感じが何ともいえず好きなのです。
僕の勝手な解釈ですが、秋とブラームスの音楽はとても良くあいます。
ブラームスはドイツでも北部のハンブルクの音楽家でそこは気候的にも寒さが厳しいところ。
音楽も非常に重厚で少し厳しさのようなものも感じます。でもその中には「ハンガリー舞曲」に代表されるように民族的なメロディーが盛り込まれていたり非常 にロマンチックで美しいメロディーやリズムであふれています。少しもの哀しい感じがするんですがその中に、ほっとするような暖かさが感じられる音楽、そう いう所が秋という季節としっくりくるのかな。

中でもピアノ協奏曲第2番も聴きどころ満載の名曲です。
冒頭のホルンによる短いやわらかなフレーズにピアノのアルペジオがのってくる序奏部から、パワー全開のオケとピアノがグングン展開していく第1楽章。
ドラマの急展開を思わせるような何か不安定なそれでいてロマンチックなメロディがとても印象的 な第2楽章。チェロの叙情的なメロディで始まる美しい第3楽章等々。
僕が初めてこの曲を聴いたのは、バックハウスというピアニストによる、これも超名盤といわれるものでしたが、このポリーニ盤の方が好きです。
詳しいことはよくわからないのですが、大雑把に言ってしまうとグルーヴ感がとても気持ちいいです。ブラームスの音楽って他の作曲家にはない独特のリズム、シンコペーションがあると思うんです。

今年もiPodで電車の中、外の雑音がうるさかろうがなんだろうが聴くんだろうな。