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ドイツ人名アレンジャー、クラウス・オガーマンによるオーケストラ・アレンジとジョビンの英語ヴォーカルが楽しめるこの季節にぴったりの一枚。
1曲目の「Bonita」から疾走するボッサ・ギターとドン・ウン・ロマンのリムショットとスネアのコンビネーション、そしてオガーマンのストリングス、フルートをはじめとするオーケストラアレンジがカッコよすぎてため息がでる。
この頃のレコーディング・セッションの写真にはスタジオでジョビンがギターを持って写っているものが多い。
アルバムのライナーにもジョビンがRomeo di Giorgioを持ってスタジオ入りしたといった記述があるので、おそらくこのアルバムではジョビンがギターを弾いているのだろう。
「デザフィナード」「サーフボード」「Outra Vez」「Estrada do Sol」「黒と白の肖像」などメロディアスな名曲がズラリと並んでいる。
この後あのCTIの名盤「Wave」へと続くのだが、僕はこっちの方が好きかもしれない。

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ちなみにこちらは、1981年の米リマスター盤LP。
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聴き比べてみてすぐにわかるのはドラムのリム、スネアの音がクリアになっていること。
音楽の素晴らしさは十分に伝わってくるし、全然悪くないが音がクリアに整理されている感じがする。
何度も聴いているうちにオリジナル盤にある音のくぐもりは、単に当時の機材に起因するものではないような気がしてきた。